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大阪駅うめきた新ホームからはるか/くろしおで関空に行ける! 地上出口1~21・22番線のつながりも説明します
2023年3月17日 18:00
- 2023年3月18日 開業
JR西日本は、3月18日に開業する大阪駅うめきたエリア新ホームや、新設される改札口などを報道公開した。
その概要については既報のとおりだが、本稿では、うめきたエリアに新設した改札口「大阪駅うめきた地下口」の様子や新ホームを紹介する
うめきた地下口の出入口は、再開発工事中のうめきたエリア内にある
3月18日に開業する「大阪駅うめきた地下口」の出入口は、現在も再開発の工事が進められているうめきたエリア内にある。最終的には、うめきた北口には3階建ての建物が作られ、大阪駅ノースゲートビル方面とつながるアプローチも作られる予定となっているが、現在は出入口のみとなっている。
うめきた地下口へは、大阪駅のノースゲートビル、バスターミナルの先にある横断歩道を渡った先に用意されている通路を通ってアクセスする。この通路は、工事現場のなかを通っている関係もありフェンスに囲まれているが、フェンスには波をイメージしたデザインのシートが使われているため、殺風景な印象ではない。
この通路を進むと、うめきた地下口の出入口に到達。取材時には駅名や出入口名の表記が幕で隠されていたが、開業する3月18日には幕が外されることになっている。
うめきた地下口の出入口は、階段、エスカレーター、エレベーターを設置。取材時点で開放されていた階段を降りていくと、うめきた地下口の改札外コンコースに出る。なお、この出入口は「うめきた地下口 出口1」となる。
改札外コンコースは広々としており、開業前ということもあって清潔感あふれる雰囲気だ。そして、独特なデザインの天井照明が目に飛び込んでくる。
コンコースは左にきっぷうりばがあり、その先にうめきた地下口の改札がある。改札には自動改札が4レーンと有人(車椅子)レーンが1つ、そして特徴的な顔認証改札が設置されている。改札上部の案内板はデジタル案内板を採用。
改札を通過して改札内コンコースへと進むと、こちらにも天井にデジタル案内板が設置されている。このデジタル案内板はホームや各種施設の場所、列車の情報などを表示するが、その時々の状況に応じた内容の可変的な案内を表示できる点が大きな特徴。列車ダイヤが乱れたときなども、その内容がリアルタイムで表示される。
改札を抜けて左に21・22番線ホーム、右に23・24番線ホームがある。それぞれ階段、エスカレーター、エレベーターでアプローチできる。また、23・24番線ホーム側には個室の利用状況を入り口上の案内板やアプリで確認できる「トイレDX」を設置。そして21・22番線側の奥に、西口や既存の在来線ホームへ続く改札内地下連絡通路がある。
うめきたエリアの新ホームは、21・22番線の島式ホームと、23・24番線の島式ホームの2面4線構成となっている。このうち、21番線と24番線が特急はるか、くろしおのホーム、22番線と23番線がおおさか東線のホームとなる。また、ホームは緩やかにカーブしている。
ホーム上部の発車標は、角が面取りされ、丸みを帯びたデザインを採用している点が特徴となっている。また、壁に貼られる縦型の駅名標には、大阪環状線のラインカラーである赤があしらわれている。
うめきた地下口の目玉設備の1つである、異なる車両のドア位置に自在に対応できる世界初のホームドア「フルスクリーンホームドア」は、21番線に設置している。今回の取材時にはホームドアの開閉の様子は見られなかったが、開業以降はふすまのように開閉するドアの様子を目のあたりにできるはずだ。
うめきた地下口の出入口へと続く通路から、うめきた地下口改札を抜け、21・22番線ホームまで歩いて移動する様子を動画に収めたので、そちらもチェックしてもらいたい。