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年明けの全国旅行支援もワクチン接種証明はアプリが簡単! 発行の手順を解説します

2023年1月10日~ 実施

ワクチン接種証明をアプリで取得するには?

【追記】2023年5月8日以降は新型コロナの5類感染症移行に伴い、全国旅行支援におけるワクチン接種歴および陰性証明の提示が不要となります。

 年が明けて1月10日から、再び全国旅行支援が実施される。2022年実施分から割引率は下がってしまうものの、コロナ禍で控えていた旅行に久しぶりに行ってみよう、という人は多いのではないだろうか。

 その際に気を付けたいのが、助成を受ける要件に「新型コロナウイルスのワクチンを3回以上接種している」または「PCR検査などの陰性証明を提示する」が設けられていることだ。

全国旅行支援で旅行者が助成を受けるには

対象者: 日本在住者
要件1: 在住地を証明できる公的な身分証
要件2(どちらか):
・ワクチン3回以上接種(「県民は2回以上」とする自治体もある)
・PCR検査などの陰性証明

 このワクチン接種証明/陰性証明は宿泊先でのチェックイン時に提示を求められるのだが、証明書を忘れてしまうと助成が受けられない(クーポンも受け取れない)ため、書類で持ち歩くよりもデジタル庁の「接種証明書アプリ」(Android版/iOS版)を利用するのが手軽で確実だ。ただし、アプリでの接種証明の発行にはマイナンバーカードを保有している必要がある。

「接種証明書アプリ」の接種証明発行手順

まずは「接種証明書アプリ」(Android版/iOS版)をダウンロードする。以下、画面はiPhone(iOS)の場合
起動直後の画面。「証明書を発行」のボタンを押す
用途を選択する。海外旅行に行く予定があるなら「海外用」も有効にして先に進める(要パスポート)
マイナンバーカードに設定した4桁の数字を入力する
カードの読み取りを行なう。画面はiPhoneの場合で、機種ごとに読み取り位置は多少異なる
スマートフォンの背面にカードを置いて読み取りを行なう
読み取りが始まると画面の表示が変わるので、完了するまでしばらく動かさずに待とう
読み取りが終わった
接種時の居住地を選択する
接種記録が見付かる
接種証明書が発行された
最初の画面に戻ると証明書を確認できる
「詳細を表示」を選ぶとQRコードを表示することもできる

 なお、接種証明書をどうしても紙で携行したいという場合は、マイナンバーカードを所持しているなら国の「コンビニ交付サービス」(発行料120円)を利用するか、居住地の自治体に申請して郵送などで発行する必要がある。

 また、ワクチンを接種すると、接種年月日と接種会場の記載とともにワクチン種別を表わすシールが接種券に貼付されるが、これをもって接種証明として扱う自治体もあるので、詳細はそれぞれの全国旅行支援のWebサイトで確かめてほしい。

シール貼付済みの接種券を接種証明として扱ってくれる自治体もある