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東京の全国旅行支援の3000円クーポンをアプリで使ってみた。差額の支払いはクレカや電子マネーでもOK!

2022年10月21日 使用

ただいま東京プラスの電子クーポンをさっそく使って銀座でお買い物

 10月20日からスタートした全国旅行支援「ただいま東京プラス」と、都民向けの観光促進事業「もっとTokyo」を併用しておトクに銀座のホテルに泊まった翌日は、地域クーポン3000円分を使うべく銀座をぶらぶらしました(→前回の記事)。

 このクーポンを使えるお店・施設は、公式サイトまたは電子クーポンを利用するアプリ「region PAY」(Android/iOS)で確認することができるのですが、その数10月21日現在で260件。大都会・東京の規模からすると「え、これしかないの?」というのが正直な感想です。

 しかも準備が間に合っていないところが多いようで、マップ上に「使えるお店」として表示されているのに実際行ってみると「ごめんなさい、まだ申請中で使えないんです」と謝られることが2回ありました。なので、しばらくはクーポンが使えるかどうかお店に電話をして確認してからのほうがよさそうです。

スマホで位置情報を許可しておくと最寄りのお店がマップ上に表示される
検索機能を使ってエリアや業種の絞り込みも可能
このお店が気になったので行ってみることに
ジンジャーシロップの専門店「銀座のジンジャー 銀座本店」
店内には生姜と数種類のスパイスを使ったシロップがずらり
レモンや柚子などいろいろなフレーバーと合わせた豊富なラインアップ
バウムクーヘンも人気。こちらは銀座限定だとか
シロップ2本とジャムを購入

 ということで、あらかじめ電話をしてクーポンOKと言われたお店「銀座のジンジャー」(東京都中央区銀座1-4-3)へ。ここではシロップ2本とジャム1個を購入することにして、3000ポイントのうち、2500ポイントを電子クーポン払いにしました。お店の方も初めてだったようで、お互いドキドキしながらも無事にクーポン決済完了。残り500ポイントは別のお店で使います。

 ちなみに、代金とクーポンの差額の支払いは現金のほか、店舗が対応していればクレジットカード・キャッシュレス決済と併用することができます(詳細は公式サイト「よくある質問」の3ページ目に)。

「region PAY」アプリを起動して「支払う」をタップすると、お店のQRコードを読み取る画面が現われる
QRコードはお店と紐付けられているので、読み取ると店名が表示され、決済ポイントを入力する画面になる
購入金額は2711円でしたが決済は2500ポイントにして、残りの211円はモバイルSuicaで支払うことに
この画面をお店の人に提示してから「決済する」ボタンをタップ
チャリ~ン♪という音が鳴って決済完了
残高は500ポイントになった

 再びアプリ上のマップとにらめっこして、残りの500ポイントは値段的にちょうどいいドトールコーヒーショップで使うことに。こちらのお店は「アプリのみ」対応の赤いアイコンで表示されているので、紙クーポンの人は使えないようです。

 レジ前でお店の人に「ただいま東京プラスのクーポンは使えますよね?」と聞くと「はい、お使いいただけます」と何度か対応している様子。私が店内で食べているときも地域クーポン利用の人がいるのを見かけましたよ。

残りの500ポイントを使うべく銀座1丁目から4丁目まで歩く。目指すはドトールコーヒーショップ銀座4丁目店。このように写真が出ると分かりやすいが出ない施設もある
ドトールに到着。お店の入り口には「ただいま東京プラスのクーポン加盟店シールが貼られていた
残高の500ポイントを入力して、再びチャリ~ン♪という音を聞く
平日3000円のクーポンを使い切った
どこのお店で使ったか履歴も見られる

 アプリの検索機能で見てみたところ、観光施設では「ダイヤと花の大観覧車」や「SMALL WORLDS TOKYO」、スポーツ観戦では「東京ドーム TICKET COUNTER」、そのほかでは「スパ ラクーア」や「きものレンタルwargo 東京浅草店」などがクーポン加盟店として出ていました。

 この秋、ほかの道府県から「ただいま東京プラス」で東京に来るという人は、飲食店や土産物店だけでなく遊びスポットもチェックしておくといいかもしれませんね。行こうと思っていた施設が使える♪となるかもしれません。