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ANA、エアバス A380最後の1機が成田に到着! 長いまつげにオレンジボディが印象的な機体を写真で紹介

2021年10月16日 到着

フライング・ホヌの3号機が成田国際空港に到着。背後には1号機が離陸していく姿も

 ANA(全日本空輸)が導入を進めているエアバス A380型機「FLYING HONU(フライング・ホヌ)」の3号機が10月16日、成田国際空港に到着した。

 同機は10月13日(現地時間)に仏トゥールーズで受領したあと、NH9398便として10月15日18時10分(同)に離陸、成田の16R滑走路に12時55分(日本時間)に着陸した。

展望デッキには3号機を見ようと多くのファンが集まっていた
遠くからもサンセットオレンジの顔がよく目立つ。後方に見えるのはボーイング 787型機
着陸直前。やはり大きい
タッチダウン

 同社は1号機(登録記号:JA381A)を2019年3月14日に、2号機(登録記号:JA382A)を2019年5月15日に受領しており、今回3号機の受領・到着をもって、予定していた全3機が日本国内に揃ったことになる。

 なお、運航開始時期についてはコロナ禍の影響もあり現時点では未定とのこと。イベントで人気の1号機、2号機同様、フライト以外の場が初お披露目のステージになりそうだ。

駐機場所となる807番スポットへ
スポットイン

 3機はハワイで神聖な生き物とされるウミガメ(ホヌ)をデザインした特別塗装機となっており、1号機がハワイの空をイメージした「ANAブルー」、2号機はハワイの海をイメージした「エメラルドグリーン」、そして3号機はハワイの夕陽をイメージした「サンセットオレンジ」でペイント。

 顔となる先頭部のデザインのみ若干異なっており、大きな瞳が印象的な1号機、笑顔がまぶしい2号機、3号機は長いまつげの女性的な顔立ちとなっている。

エアバス A380型機「FLYING HONU」3号機各部を写真で

エアバス A380型機スペック

全長: 72.7m
全幅: 79.8m
全高: 24.1m
巡航速度: 910km/h
航続距離: 1万3330km
最大運用高度: 1万3100m
最大離陸重量: 560.0t
エンジン型式名: Trent 970
エンジン推力: 3万4088kg×4基
搭載燃料量: 320kl

客室乗務員、グランドスタッフらがお出迎え
仲間の到着を喜ぶ
正面から
コクピットまわり
長いまつげで優しそうな表情
青系統のカラーだった1号機、2号機とはまったく印象が異なる
登録記号はJA383A
後方から
子亀
機体下部。後方からはよく見えないが1号機、2号機と同じくANAロゴと「Inspiration of JAPAN」が描かれている
ランディングギア