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愛知県、ジブリパーク開業に向けた2021年度整備計画発表。「サツキとメイの家」は4月下旬に営業再開

2021年2月3日 発表

愛知県はジブリパークに関連した愛・地球博記念公園の2021年度整備計画を発表した

 愛知県は2月3日、ジブリパークに関連した愛・地球博記念公園の施設や周辺道路の整備について2021年度の実施計画を発表した。

 スタジオジブリ作品をモチーフとしたジブリパークについては、2022年秋の開業を予定している「青春の丘エリア」「ジブリの大倉庫エリア」「どんどこ森エリア」の3エリアについては2020年7月に着工。引き続き展示・演示工事を進める。また、3エリアからおおむね1年後の開業を予定する「もののけの里エリア」「魔女の谷エリア」の2エリアについては2020年度内に実施設計を完了。2021年度内に本体工事に着手する。

 愛・地球博記念公園の公園北エントランスは、ジブリパークと調和した景観や公園の表玄関にふさわしい機能を備えるものへ再整備。救助や飲食/物販機能などを備えた総合案内センター(仮称)を設置する。

 また、「ジブリの大倉庫エリア」付近に休憩所を新設するほか、公園西口の案内所/休憩所を建て替え。ジブリパークの各エリアをつなぐ遠路の改修や、ジブリパークの新施設に必要なインフラ、事務所の整備なども進める。

 交通アクセス面では、北駐車場入口を移設するほか、来園者増加に対応するため、北側に約400台、東側に約550台の新駐車場を整備。周辺の県道力石名古屋線や県道田籾名古屋線の交差点の渋滞緩和のために車線追加や左右折車線延伸などを行なう。

北エントランスの再整備計画
公園内施設などの整備計画

 なお、ジブリパーク整備工事のために2020年7月13日から休業している「サツキとメイの家」については、2021年4月下旬~10月末(予定)の期間に一時的に営業を再開。具体的な日程やチケット販売などは3月上旬に改めて告知するとしている。