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NEXCO東日本、小畠社長が調布市の陥没について「シールドマシンの掘削が陥没要因の一つ」と説明

2021年1月27日 会見

東日本高速道路株式会社 代表取締役社長 小畠徹氏

 NEXCO東日本(東日本高速道路)は1月27日、令和2年度4回目の定例会見を東京・霞が関の本社で開いた。

 会見で代表取締役社長の小畠徹氏は、外環道(東京外かく環状道路)の本線トンネル(南行)工事現場付近で10月18日に発生した地表面陥没について説明。現場付近の特殊な地盤条件とシールドマシンの掘削が、陥没要因の一つである可能性が高いとし「事業者として深くお詫びする」と述べた。

「シールドトンネル工事と陥没・空洞の因果関係が確認された」ことから「家屋損傷等々への被害補償へ誠意を持って対応させていただく」とし、専用の相談窓口を設置。「近隣住民の不安に寄り添う、適切な形をとっていきたい」と話した。

1月14日に確認された地中の空洞については、充填作業が1月22日に完了している