ニュース

国交省、「暫定2車線」を「4車線化」する優先整備区間。道東道、秋田道、常磐道、東海北陸道、東九州道など約880km

2019年9月4日 実施

暫定2車線区間における4車線化の優先整備区間、約880kmが明示された

 国土交通省は9月4日、「高速道路の安全・安心について」議論するために第35回国土幹線道路部会を開催。「高速道路における安全・安心基本計画(案)」「暫定2車線区間における優先整備区間選定」について審議した。

 そのなかで暫定2車線区間における4車線化の優先整備区間、約880kmが明示された。優先整備区間選定方法については「時間信頼性の確保の観点」「事故防止の観点」「ネットワークの代替性確保の観点」から指標化され、選定された。

 道東自動車道(E38)、秋田自動車道(E46)、常磐自動車道(E6)、磐越自動車道(E49)、東海北陸自動車道(E41)、舞鶴若狭自動車道(E27)、徳島自動車道(E32)、東九州自動車道(E10)などが優先整備区間となっており、今後は財源の確保状況を踏まえ、10年~15年間かけて順次事業化していく。

優先整備区間の選定方法
各指標の評価の考え方