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国交省やNEXCO東日本ら、圏央道の茨城県区間に「坂東PA(仮称)」整備決定。4車線化に併せて早期供用目指す

2019年6月18日 発表

国交省、NEXCO東日本、茨城県、坂東市が、圏央道への坂東PA整備を決定

 国土交通省 関東地方整備局は6月18日、NEXCO東日本(東日本高速道路)、茨城県、坂東市と調整を進めてきた圏央道(首都圏中央連絡自動車道)の坂東PA(パーキングエリア、仮称)の整備方針を決定した。

 圏央道は菖蒲PA~江戸崎PA間の約76kmにわたって休憩施設がなく、この区間には東北自動車道~常磐自動車道間も含まれる。2022年度を目指している圏央道の茨城県区間4車線化ののちには交通量の増大が見込まれることから、道路利用者のサービス向上の観点で整備を決めたもの。さらに、地域活性化の場としても利用できるよう、坂東市による地域利便施設の併設なども決まった。

 計画では坂東IC(インターチェンジ)の東寄りの場所で、西は菖蒲PAから約37km、久喜白岡JCT(東北道)から約30km、東は江戸崎PAから約39km、つくばJCT(常磐道)から約22kmの位置に建設。国(国交省)とNEXCO東日本がPAの整備を担う。工事には速やかに着手し、「圏央道4車線化に併せて早期供用を目指す」としている。

坂東PAの整備方針。4車線化に併せて供用できるよう速やかに着工。坂東市は併設の地域利便施設の整備、茨城県は関係者間の調整や地域振興PRなどを担う