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世界最大の旗艦店「無印良品 銀座店」、全フロアガイド
日本初のレストラン「MUJI Diner」もオープン
2019年4月5日 21:30
- 2019年4月4日 開業
無印良品を展開する良品計画は4月4日、単独店舗としては世界最大となる旗艦店「無印良品 銀座店」を開業した。
読売新聞東京本社と三井不動産が開発を進めてきた読売並木通りビルが2月28日に竣工。無印良品の世界旗艦店である「無印良品 銀座」が1~5階に、レストラン「MUJI Diner」が地下1階に、UDSが内装設計/運営を担当する「MUJI HOTEL GINZA」などが6~10階に入居する(関連記事「日本初、無印良品のホテル『MUJI HOTEL GINZA』開業。全客室を写真で紹介」)。
「無印良品 銀座店」概要
開業日: 2019年4月4日
所在地: 東京都中央区銀座3-3-5
アクセス: 東京メトロ 銀座線/丸ノ内線/日比谷線 銀座駅 B4出口 徒歩3分、有楽町線 銀座一丁目駅 5番出口 徒歩3分、JR 山手線 有楽町駅 中央口 徒歩5分
営業時間: 10時~21時 ※1階ベーカリーは9時30分~21時、地下1階「MUJI Diner」は7時30分~22時(ラストオーダー21時30分)
Webサイト: 無印良品 銀座店
「無印良品 銀座店」フロア構成
6階: 「MUJI HOTEL GINZA」フロント、レストラン「WA」、ATELIER MUJI GINZA
5階: ベッドルーム(寝装、家具)、収納、ハウス・キーピング、MUJI SUPPORT
4階: リビング・ダイニング、キッチン、家電、IDEE、Found MUJI、子供服、MUJI BOOKS、デザイン工房、免税カウンター
3階: インナーウェア(紳士/婦人)、くつ下(紳士/婦人)、ヘルス&ビューティー、ステーショナリー、自転車
2階: ウェア(紳士/婦人)、MUJI Labo、MUJI WALKER、文脈商品
1階: 食品、青果、弁当、ブレンドティー工房、ベーカリー、ジューススタンド
地下1階: レストラン「MUJI Diner」
「無印良品 銀座店」1階
商品展開: 食品、青果、弁当、ブレンドティー工房、ベーカリー、ジューススタンド
1階の内装は、古材とトタンで市場や小屋をイメージ。店内で焼いて提供するベーカリーやジューススタンド、ブレンドティー工房などが入る。銀座で働く人たちのために日替わり弁当を販売。5個以上であれば中央区、千代田区、港区には無料でデリバリーしてくれる(当日9時までに予約)。
「無印良品 銀座店」2階
商品展開: ウェア(紳士/婦人)、MUJI Labo、MUJI WALKER、文脈商品
2階の内装は、木漏れ日の天井と古材で布を引き立てたデザイン。レジの奥にはガラスで仕切った裾直しなどを行なう加工室がある。衣類は1サイズ1フェイスの陳列で買いやすく、ボリュームのある売り場にしている。
「無印良品 銀座店」3階
商品展開: インナーウェア(紳士/婦人)、くつ下(紳士/婦人)、ヘルス&ビューティー、ステーショナリー、自転車
3階の内装は、鉄板と古材を使い衣生の混在を表現。レジの背面には「使われなくなったものに新たな命を吹き込む」としてアートウォールを設置。「くらしの基本」の商品を「圧倒的なボリューム」で陳列する。
「無印良品 銀座店」4階
商品展開: リビング・ダイニング、キッチン、家電、IDEE、Found MUJI、子供服、MUJI BOOKS、デザイン工房、免税カウンター
4階は、平台と壁面での「発見とヒント」が伝わる売り場に。IDEEは床の色を変化させてエリアを明示している。
「無印良品 銀座店」5階
商品展開: ベッドルーム(寝装、家具)、収納、ハウス・キーピング、MUJI SUPPORT
5階は「パネルファニチャー」を壁として利用。倉庫に続く売り場づくりとして、H鋼とモルタルの内装に仕上げている。
地下1階「MUJI Diner」
営業時間: 7時30分~22時(ラストオーダー21時30分)
地下1階にあるレストラン「MUJI Diner」は、レンガと古材で食品倉庫をイメージしたデザイン。オープンスタイルのキッチンや「豆腐工房」はライブ感を演出している。
売り場、サービス、接客を通じたすべてにおいて無印良品の世界観を一堂に体験できる
内覧会であいさつした良品計画 代表取締役社長の松﨑曉(さとる)氏は、2001年にオープンした旧旗艦店「無印良品 有楽町店」は、世界中から年間約190万人の来客があったことに感謝を述べ、東京都の再開発計画があったため2018年12月2日に閉店したことを、あらためて説明。読売並木ビルの新規プロジェクトとの「運命的な出会い」により新天地として「無印良品 銀座店」を新しい世界旗艦店、そして900店舗目の無印良品として開業できたことに、関係者へ重ねて感謝を示した。
1980年に40アイテムからスタートした無印良品は7000アイテムを超えており、「無印良品 銀座店」は旗艦店として、「売り場、サービス、接客を通じたすべてにおいて無印良品の世界観を一堂に体験できること」が特徴だと説明。衣服、雑貨、ステーショナリー、家具、食品などを通じて「感じよい暮らし」、つまり、「地球や自然、そして生産者の方にも配慮しながら、生活をととのえること」に寄与していきたいと思いを語った。