良品計画とAirbnb、全国の空き家などを活かした宿泊施設を共同プロデュース。第1弾「北海道清水町」で予約受付開始

良品計画とAirbnbが共同プロデュースした宿泊施設が北海道清水町に誕生。9月13日より予約受付

　良品計画とAirbnbは、全国に点在する空き家や空き店舗、古民家などの共同プロデュースを行ない、日本の宿泊施設の多様化と地域のにぎわいづくりに寄与する包括連携協定を9月1日に締結した。両社の強みを生かしながら遊休不動産に新たな価値を吹き込み「Airbnb」のプラットフォーム上に掲載することで、国内外からの旅客誘致を図るという。

　この第1弾として、Airbnbが6月に連携協定を結んだ北海道清水町が管理する移住体験住宅（旧教員住宅）3軒について、良品計画がインテリアコーディネートおよびリノベーションを実施した。部屋には「無印良品」の家具や食器、調理器具、家電などの日用品が揃い、利用者は限られた荷物だけで地元に暮らすような宿泊体験ができるという。また快適な広いワークスペースも確保することで、多様化する働き方に対応するとともに、同地域への移住検討を促す。

　まずは9月13日より、宿泊施設2軒の予約受付を「Airbnb」で開始した。
・移住体験住宅清水2号（1DKの貸切一軒家）
・移住体験住宅清水3号（2DKの貸切一軒家）

　さらに来冬には、「日常の家」をコンセプトにした施設を「Airbnb」に掲載予定。北海道産の木材を使用した造作家具を配し、「睡眠」「くつろぐ」「働く」などの日常を快適に過ごせる空間をプランニングするという。