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無印良品、秋冬新作はあったか素材カーデ、常温保存OKのレトルト総菜など。旅先で重宝しそうなアイテムも多数!
2022年9月5日 06:00
- 2022年8月30日 実施
「無印良品」を展開する良品計画が、2022年秋冬に発売する新商品のメディア向け展示会を開催しました。使い勝手や素材にこだわった衣類、生活雑貨、食品などが続々ラインアップ。日常使いはもちろん、旅行先やアウトドアでも重宝しそうなイチ押しアイテムをご紹介します。
環境にやさしいデニム、フランネル素材の暖かいカーディガンなど
まずは衣類から。今回、デニムパンツが生地加工のないベーシックなものに一新されました。ユーザー自身で経年劣化を楽しんでほしいとの考えから、ヤスリを使ったユーズド加工やブリーチ加工をやめたのだそう。それによって水の使用量削減や化学薬品使用量の削軽減にもつながっています。
特に力を入れたという定番ニットは、なめらかな肌触りのメリノウール素材がイチ押し。糸に特殊な防縮加工を施しているので洗濯機でのお手入れが可能です。
定番シャツ類では生地に両面加工を施した、肌触りよく暖かい「両面起毛フランネルシャツ」が目を引きました。なかでも気になったのが紳士のみで展開しているカーディガン。フランネル素材のシャツは定番ですが、カーディガンタイプは珍しいのでは? 何にでも合いそうなすっきりしたデザインなので、旅行時の羽織モノとして1枚持っておくと重宝しそうです。
続いて毎年人気の軽量ダウンシリーズ。保温性に優れたフィルパワー750の品質はそのままに、新商品では生産工程で出る糸くずを再利用したナイロン素材に一新。さらに、ウェストにシェイプを入れることですっきりとしたシルエットに改良されています。
個人的に注目したいアイテムが「再生ナイロン 裏フリース ダウンケープ」と「再生ポリエステル混 裏フリース ダウンマフラー」です。首や顔にあたる内側部分の生地がフリース素材になっているので、暖かさも肌触りも抜群。
表面のテカテカしていないマットな色合いも落ち着いた印象でいい感じでした。ショールのように肩をすっぽり覆うことができるケープは、ポケットに手を入れられるのも便利なポイント。どちらも9月下旬発売予定です。
竹を活用したエコな生活雑貨、天然水のスキンケア用品に注目を
日用品では岩手県釜石の天然水を使用した敏感肌用のスキンケアシリーズが登場。詰替パウチの一部にバイオマスプラスチックを使用したもので、化粧水と乳液それぞれに、さっぱり、しっとり、高保湿の3タイプがあります。
生活雑貨では、生長の早い「竹」を100%使用し環境に配慮したティッシュやキッチンペーパーなどが登場。無漂白で仕上げているので素朴な風合いも魅力です。竹材ストローや楊枝などもラインアップしています。
注目したいアイテムが「携帯用ペーパーナプキン」。ポケットティッシュより一回り小さいサイズなのですが、これって一体どういうときに使うもの?と思って聞いてみると、コロナ禍でハンカチ代わりに使う人が増えたのだとか。
「外で手を洗う機会が増えた今、ハンカチも濡れたままの状態でバッグにあるのは抵抗がありますよね。これだと拭いてすぐ捨てられます」。なるほど~! 使い捨てハンカチとして旅行のときにもよさそう。こちらは既存商品でもあるのですが、内容量が変更されて11月に発売予定です。
20種類の「かんたん調理の素」が新発売。食べたいメニューが気軽に!
食品では、素材の風味を生かしたジャムやマーマレード、常温保存できてレンジで温めるだけのお惣菜&スープなど。家にある食材で簡単に1~2人前のおかずが作れちゃう「かんたん調理の素」は10月中旬に発売されます。
そのほか自宅で気軽に楽しめるカフェドリンクや本格チョコレートなども登場。秋の夜長に味わうにもよさそうです。
買いだめしちゃいそう!と思ったのは、素材の味を生かしたお惣菜のレトルトシリーズ。常温保存できて電子レンジで温めるだけなので、買い置きしておくと便利そう! 忙しい人にオススメです。
最後に旅行アイテムから耳寄りニュースを。キャリーバーの高さを自由に調整できるストッパー機能付き「ハードキャリーケース」が、2022年秋冬シーズンからリニューアルとなりました。今回の展示会ではお目にかかれませんでしたが、環境に配慮した新素材を採用し、本体表面が従来品よりもマットな質感に仕上がっているとのこと。また、1週間程度の旅行に最適な75Lも新サイズとして登場し、すでに販売中です。
ほかにも新しい良品が目白押しなので、気になる人はお近くの店舗やWebサイトでチェックしてみてくださいね。