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森ビル、グラスロック開業。丸善ジュンク堂新業態ほか出店で虎ノ門ヒルズステーションタワー再開発が完結

編集部：沼﨑愛実

2025年1月27日 17:01

2025年1月27日発表

虎ノ門ヒルズステーションタワーの再開発事業がグラスロックの開業によって完結

　森ビルは、虎ノ門ヒルズステーションタワーの再開発事業が「グラスロック」（東京都港区虎ノ門1丁目）の開業によって完結することを発表した。同施設には、1月31日および4月9日に7店舗（約2700m2）が段階的に開業する。

　森タワーとステーションタワーの中心に位置し、2階部分を大規模歩行者デッキ「T-デッキ」が貫通する地上4階、地下3階、延床面積約8800m2の施設。グラスロックの7店舗の開業により、虎ノ門ヒルズの商業空間は約170店舗・約2万6000m2に拡大するという。

グラスロックの店舗概要（全7店舗）

magmabooks（2・3階）

　丸善ジュンク堂書店が、「知は熱いうちに打て」をコンセプトに新業態の書店を展開。従来の書店が提供する「販売」のみの場を超え、「知」との出会いを軸とした体験型の空間を提供するという。具体的には、多様な「問い」を書籍に紐づけ、本との出会いを創出する「問い散歩」や編集型書棚である「知の森」、集中とリラックスを追求した有料ラウンジ「magmaLOUNGE」などを提供する。また、既存のジャンル別構成の売場（3階）のほかに、テーマごとに編集し、本棚を通じて新たな世界観や価値観を提示する売場（2階）を設置。そのほかにも、ギャラリースペースでの展示やコラボイベントも実施する。
開業日： 2025年4月9日

Uchu Brewing 虎ノ門（2階）

　八ヶ岳の自然の中で宇宙をテーマに醸造されたクラフトビール醸造所「うちゅうブルーイング」の首都圏初の常設店。鮮烈なホップのアロマが楽しめるIPAや、フルーツをふんだんに使ったスムージービールなどをラインアップする。限定種類含む6タップから注がれる生ビールを楽しめるほか、持ち帰り用の缶ビール、グッズなどを販売する。
開業日： 2025年4月9日