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ピーチ、国内LCC初の那覇(沖縄)~台湾・高雄線定期便に就航。沖縄と台湾中南部をつなぐ架け橋に

2018年4月26日 就航

ピーチは4月26日、国内LCC初となる那覇~高雄線を就航した

 ピーチ(Peach Aviation)は、4月26日に那覇空港~台湾・高雄国際空港線を就航した。

 同路線は国内LCCとしては初となり、那覇と台湾をつなぐ路線としては、桃園(台北)に次ぐもので週42便の台湾路線を実現する。また、那覇発着の国際路線は台北線、仁川(ソウル)線、タイ・バンコク線に次ぐ4路線目となる。

 初便となったMM933便は那覇(11時20分)発~高雄(12時28分)着で、乗客146名、乗務員6名での運航となった。

ピーチの出発案内に初めて高雄線が掲げられた
搭乗開始前の搭乗口の様子

 出発に先立ち、出発ロビーにおいて就航セレモニーが行なわれた。ピーチ那覇空港所長の仲村順一氏、CA(客室乗務員)のほか、沖縄観光親善使節マスコットキャラクターの花笠マハエちゃんも参加。セレモニー開会前には、記念撮影をする搭乗客が列を作るほどの賑わいだった。

就航セレモニーでの記念撮影。全員でピーチポーズ

 仲村所長は就航のあいさつで、「那覇~高雄便は長いこと待ち望んでいた路線。沖縄と、台湾中南部の皆さまの架け橋になることを期待している。また、沖縄の皆さまが気軽に台湾へ旅行していただけたらと期待している」と語った。

 海外のお客さまへ向け、同内容を英語でもあいさつ。また台湾出身のCAが、中国語で翻訳しメッセージを伝えた。

Peach Aviation株式会社 那覇空港所長 仲村順一氏

 続いて、CAからマハエちゃんへのインタビュー。「マハエちゃんは高雄へは行ったことがありますか?」との問いに対して「うん、うん」と頷くマハエちゃん。「ピーチに乗ってまた高雄へ遊びに行ってくださいね」とCA。そして「高雄の人にも沖縄の魅力を知ってほしいですね」と締めくくった。

CAとマハエちゃんのやり取りも微笑ましかった

 搭乗が始まり、ゲートの向こうではピーチ恒例のハイタッチでのお見送り。記念品も手渡された。

 飛行機が動き出すと手を振ってのお見送り。好天に恵まれた沖縄の空を第1便が飛び立った。

恒例のハイタッチによるお見送り
記念品もプレゼントされた
手を振ってのお見送り。天気にも恵まれ機体が青空に映える

 同日15時59分には、高雄から那覇への初便が到着。同便には、乗客169名、乗務員6名が搭乗したとのことであった。那覇~高雄便の10月27日までの運航スケジュールは以下のとおり。なお片道運賃は、機内持ち込み手荷物10kgまでが無料のシンプルピーチで4980~3万5880円となっている。

那覇~高雄線(2018年4月26日~10月27日)

MM933便:那覇(11時25分)発~高雄(12時15分)着
MM934便:高雄(12時55分)発~那覇(15時45分)着