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ピーチ、那覇(沖縄)~仁川(ソウル)便を9月4日より運航開始

花笠マハエちゃんも来訪して祝福

2015年9月4日 就航

 ピーチ(Peach Aviation)は9月4日、那覇(沖縄)~仁川(ソウル)便を新規就航した。同社にとって那覇発着の国際便は台湾、香港に次いで3路線目、国内線を合わせると全5路線となった。

 ここ数年、韓国から沖縄の観光客は急増しており、今後さらなる誘客が期待できる就航だ。また逆に、沖縄から韓国への気軽な旅ができるというアピールの展開、さらに他地域から韓国への中継地点ともなり、沖縄の観光業界にとって明るい話題と言える。

 第1便出発のオープニングセレモニーでは、ピーチのCA(客室乗務員)が挨拶。沖縄観光親善使節「花笠マハエちゃん」も駆けつけた。韓国出身のCAからは、お勧めグルメなど韓国の魅力が語られた。

 今回就航した那覇~仁川線のダイヤは下記のとおり。片道運賃は、ハッピーピーチ運賃で5980円から、ハッピーピーチプラス運賃で9280円から。

MM905便:那覇(13時05分)発~仁川(15時15分)着
MM906便:仁川(15時55分)発~那覇(18時05分)着

那覇(沖縄)~仁川(ソウル)便の就航セレモニー。CAが挨拶
沖縄観光親善使節の花笠マハエちゃんも祝福
花笠マハエちゃんとCAがピーチサインで記念撮影

 搭乗にあたっては、ゲートの向こうで搭乗客全員に記念品を贈呈。スタッフとマハエちゃんに見送られ、ピーチ初便恒例のハイタッチをする人や、記念撮影をする人など、和やかな雰囲気で搭乗していった。そして13時過ぎ、那覇~仁川線初便は無事に離陸した。

記念品を手に見送りを受ける搭乗客
記念品はビーチサンダルならぬ「ピーチサンダル」とキーホルダー。ビーチサンダルは靴裏にイラストとPeachロゴが彫られている。ロゴは鏡文字になっており、砂浜などで足跡を付けて楽しめそうだ
花笠マハエちゃんらに見送られながら出発していく

夕方には仁川(ソウル)からの初便が到着

 18時30分にはソウルからの沖縄便が那覇に到着。同機にはピーチ 代表取締役CEOの井上慎一氏も搭乗した。ロビーでは沖縄観光コンベンションビューロー会長 平良朝敬氏、沖縄県観光政策統轄監 嵩原安信氏、ミス沖縄コバルトブルーの喜舎場梨予さん、花笠マハエちゃんらがお出迎え。

横断幕を掲げ、到着客を出迎える。ピーチの井上CEOも同機に乗って到着

 続く就航歓迎式典では、平良会長の歓迎挨拶、井上CEOが就航挨拶。井上CEOは「ピーチの気軽過ぎる旅を楽しんでほしい」とアピールした。片道4時間以内の路線がコンセプトの同社にとって、沖縄はアジアへの拠点として最良の場所。今後もさらに沖縄発の海外便を増やしていきたいと意気込んだ。

沖縄観光コンベンションビューロー会長 平良朝敬氏
Peach Aviation株式会社 代表取締役CEO 井上慎一氏

 続いて記念品の交換。沖縄からピーチへは珊瑚染めの絵皿が、ピーチから沖縄へはモデルプレーンが贈られた。

 式典の締めくくりは民謡演奏。マハエちゃんも踊りで会場を盛り上げた。

(大城和歌子)