ピーチ、大阪万博誘致特別機「HONA IKOKA!」号を関空～宮崎線で就航

万博誘致特別機「HONA IKOKA!」号

　ピーチ（Peach Aviation）は5月9日、関西国際空港において大阪万博誘致特別機「HONA IKOKA!」号を関空～宮崎線から就航するのにあたりイベントを実施、機体をお披露目した。

　ピーチは2018年2月に、2025日本万国博覧会誘致委員会のオフィシャルパートナーとなり、全20機のうち1機（登録記号：JA820P）にラッピングを施し、大阪万博誘致特別機として運航することを発表。ネーミングについては、3月16日から25日までFacabookやTwitter、Instagramで一般公募をしたなかから「HONA IKOKA!」が選ばれた。

　同日、関空の第2ターミナル駐機場で行なわれた大阪万博誘致特別機披露イベントには、同社 代表取締役CEOの井上慎一氏と大阪府知事の松井一郎氏が出席した。

　この特別機就航について井上氏は「この特別機の運航で、大阪への万博誘致の機運は、これまでないほどの上昇気流のカーブを描き、最高潮へと達していきます。万博特別機の名前となった“HONA IKOKA!”は、大阪への万博誘致への機運を勢いづけるのにふさわしい言葉です。本日より運航する、この万博誘致特別機とともに、日本とアジアのかけ橋を描くピーチが、大阪から日本全国へ、そしてアジア各国へ2025年の大阪への万博誘致の機運をさらに盛り上げてまいります」とコメント。

　また松井氏も「このたび、ピーチにご協力をいただき、万博誘致のシンボルマークをラッピングした万博特別機を運航していただくことになりました。巨大な誘致ロゴマークをラッピングしたピーチの機体が、各都市を飛び回っていただき、大阪の万博誘致の空飛ぶ広告塔としての役割を担っていただくことを大いに期待しております」とコメントを寄せている。

「HONA IKOKA!」号は、同日MM189便の関空（15時15分）発～宮崎（16時20分）着から運航を開始しており、今後は大阪万博開催の実現に向け、11月末日まで国内線/国際線で運航していく。