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ピーチ、那覇空港ターミナル移転前の最終便を井上社長がお出迎え。「創意工夫の6年間」
2019年3月18日 17:16
- 2019年3月17日 実施
ピーチ(Peach Aviation)は3月17日、同日をもって供用を終える那覇空港のLCCターミナルにおいて、最終便の出迎えを行なった。対象になったのは、この日の最終到着便となった福岡発・那覇行きのMM289便。
那覇空港では、国内線ターミナルと国際線ターミナルとつなぐ「際内連結ターミナル」の供用を3月18日から開始するが、これに合わせてピーチとバニラエアは使用ターミナルを変更、国内線/国際線とも那覇空港 旅客ターミナルの3階に移転する。
LCCターミナルが供用を開始したのは2012年10月18日。ピーチの那覇路線は、同日開設した那覇~関空線に始まり、その後、台北・桃園線やソウル・仁川線、バンコク・スワンナプーム線など国際線の拡張を行ない、LCCターミナルとともに歩んできた。
最終便の到着に合わせて、ピーチ/バニラエア両社の代表取締役社長である井上慎一氏がLCCターミナルを訪れ、降機してきた利用者に翌日からターミナルが移転することを知らせる案内を配ったり、ターミナル間シャトルバスを見送ったりと、LCCターミナル最後の瞬間を過ごした。
那覇路線の開設当時を振り返った井上氏は、「メインターミナルには空きがなく、飛ばしようがなかったが、ANA(全日本空輸)の貨物ターミナルの一部を改装して使わせてもらった。創意工夫の6年間だった」と述懐。今後については、「ピーチもバニラも非常に便利になる。運賃もお手頃なので、両社を使った『気軽すぎる旅』を楽しんでいただきたい」と述べ、際内連結ターミナルへの移転によって使い勝手が劇的に改善することを強調した。