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JR東海、2020年度投入予定の新幹線「N700S」のデザイン発表

N700S確認試験車は2018年3月完成予定

2017年6月28日 発表

2020年度 営業投入予定

JR東海は2020年度に営業投入を予定している新幹線「N700S」の車両デザインを発表した

 JR東海(東海旅客鉄道)は、2020年度に営業投入を予定している新幹線「N700S」の車両デザインを発表した。

 外観デザインは、東海道新幹線の象徴である白地に青帯を踏襲。先頭部の青帯で「Supreme(スプリーム)」の「S」を表現している。N700系シリーズの形状を進化させ、車両の両サイドのエッジを立てた「デュアル スプリーム ウィング形」を採用。走行風を整流することで、さらなる環境性能向上を図ったという。また、前照灯には新幹線で初となるLEDライトを使用している。

 客室のデザインは、ビジネスや観光など幅広い乗客に対応するため、機能性を考慮しつつくつろげる空間となるよう柔らかな曲面を採用し、グリーン車では「ゆとりある空間と個別感の演出」を、普通車では「機能的で快適な空間」をコンセプトにしたという。

「N700S確認試験車」は2018年3月完成予定となっている。

「N700S」の外観デザイン
「N700S」のグリーン車の客室デザイン
「N700S」のグリーン車のシート
「N700S」の普通車の客室デザイン
「N700S」の普通車のシート
「N700S」のグリーン車デッキ部のデザイン