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JR東海、新幹線「N700S量産車」第一編成、車内を公開。7月1日デビュー

グリーン車・普通車・特大荷物スペースなど

2020年7月1日 営業投入

JR東海は7月1日に営業投入を予定している新幹線新車両「N700S量産車」第一編成の内部写真などを公開した

 JR東海(東海旅客鉄道)は、7月1日に営業投入を予定している新幹線新車両「N700S量産車」第一編成の内部写真などを公開した。

 東海道/山陽新幹線では1999年に「700」、2007年に「N700」、2013年に「N700A」と進化してきたが、13年振りのフルモデルチェンジとなる新型では、「安全性、安定性、快適性、環境性能を最高レベルでお客さまに提供する」ために「Supreme(最高の)」を付けたN700Sと名付けた。

 2018年3月から確認試験車(J0編成)を使い各種性能試験を実施し、フィードバックを反映した車両が、この量産車となる。N700Sは合計40編成が製作され、7月1日の営業投入開始時までに5編成、年内に7編成を加えて計12編成、2021年と2022年にそれぞれ14編成を導入する予定だ。

N700Sのグリーン車
N700Sの普通車
「特大荷物」(3辺合計が160cmを超えるもの)を事前予約で置くことができる
事前予約が必要であることなどを、漫才師「中川家」の2人を起用してテレビCMやポスターなどで周知していく
車内の車いすスペース
多機能トイレ
セキュリティのために防犯カメラを備える