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JR東海、浜松工場で不発弾処理のため12月18日は新幹線と東海道本線に遅れの見込み

8時30分から1時間程度運転見合わせ、新幹線に運休列車はなし

2016年11月25日 発表

東海道新幹線で運行しているN700系Aタイプ

 JR東海(東海旅客鉄道)の浜松工場敷地内で発見された不発弾処理のため、12月18日の日曜日、8時30分より1時間程度、周辺の東海道新幹線、東海道本線の運転を見合わせる。これにより、遅延が見込まれる。

 東海道新幹線の運行見合わせ区間は浜松駅~豊橋駅。ただし、運休する列車はなく、遅れて運行し、予定どおり不発弾処理が終わった場合、12時30分頃には通常ダイヤに回復する予定としている。影響が見込まれる列車は以下のとおりで、列車により最大55分の遅延が見込まれる。

下り列車

・のぞみ11号 東京駅07時30分発~のぞみ27号 東京駅11時10分発
・ひかり461号 東京駅07時03分発~ひかり469号 東京駅11時03分発
・こだま633号 東京駅06時56分発~こだま645号 東京駅09時56分発

上り列車

・のぞみ108号 新大阪駅07時30分発~のぞみ6号 新大阪駅09時37分発
・ひかり508号 新大阪駅07時17分発~ひかり462号 新大阪駅09時40分発
・こだま638号 新大阪駅07時43分発~こだま646号 新大阪駅09時43分発
・こだま634号 名古屋駅08時00分発~こだま644号 名古屋駅10時29分発

 また、運転見合わせの直前に臨時列車を上下で1本設定する。ただし、列車の運行に遅延があった場合、運転見合わせの影響受ける可能性があるとしている。

臨時列車

・のぞみ297号 東京駅7時13分発~新大阪駅9時46分着
・のぞみ294号 新大阪駅6時57分発~東京駅9時30分着

 一方、在来線の東海道本線も同様に8時30分より1時間程度、浜松駅~舞阪駅の間で運行を見合わせる。影響ある列車は上り下りともにそれぞれ2本で、下り列車は浜松駅8時32分発と8時51分発が、舞阪駅始発として運行し、上り列車は豊橋駅を8時5分に発車する浜松駅行きと8時19分に発車する興津行きの2本が舞阪駅行きまでの運王となる。

 なお、不発弾はJR東海の浜松工場で発見された。第二次世界大戦中に米軍が使用したものと見込まれ、重量約860kg、長さ約153cm、直径約41cm。すでに陸上自衛隊が不発弾の防護処理を実施済み。12月18日は陸上自衛隊が遠州灘海岸へ移送したうえで処理する。