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JR東海、会社発足30周年を記念した取り組みを発表

25年ぶりの制服全面刷新と親子で参加できる記念イベントを開催

2017年2月7日 発表

25年ぶりの全面刷新となるJR東海の制服(新幹線乗務員・夏服)、着用は6月1日から(画像提供:JR東海)

 JR東海(東海旅客鉄道)は、2017年4月に会社発足30周年を迎えるにあたり、新制服を導入すると発表した。そのほか、子供や保護者向けの30周年記念イベントも開催する。

JR東海の新制服

 JR東海は、接客制服において1992年以来25年ぶりとなる全面刷新を行なう。安全・信頼感・洗練というコンセプトを追求したデザインとした。着用は6月1日から。

現場長などの制服 左が夏服、右がそのほかの3シーズン(画像提供:JR東海)

 現場長などの制服には、スマートな印象のダブル6つボタンジャケットを着用する通年濃紺のスーツスタイルを採用。ボタンやワッペン袖口の装飾類は金色で統一し、正装感や品格を感じさせるデザインとなっている。

新幹線乗務員の制服 左が夏服、右がそのほかの3シーズン(画像提供:JR東海)

 新幹線乗務員の制服は、基本的に現場長などのスーツと同様の形状だが、ポケット類などの仕様を現場環境に合わせて変えている。また、駅・在来線乗務員の制服は、シングルの3つボタンのスーツスタイル。夏服は、洗練された開襟シャツを導入。男女ともにベストを新設した。

駅、在来線乗務員の制服 左が夏服、右がそのほかの3シーズン(画像提供:JR東海)

 また、JR東海は30周年を記念したロゴマークとピンバッジを作成。在来線、東海道新幹線、リニア中央新幹線の「3世代の鉄道」をイメージしているという。ピンバッチは4月1日~8月31日の期間限定で、接客社員が着用する。

JR東海 会社発足30周年ロゴマークは在来線、東海道新幹線、リニア中央新幹線の「3世代の鉄道」をイメージしている(画像提供:JR東海)

職場の公開や業務体験などができる記念イベントを開催

 JR東海では、夏休みを中心に子供や保護者を対象とした30周年記念イベントとして、駅係員・乗務員とのふれあいや車両区見学を盛り込んだウォーキングを開催する。

 参加者には、キャンペーンの特典として、対象コースのゴール受付で「JR東海発足30周年さわやかウォーキングオリジナルバッジ」をプレゼントする(なくなり次第終了)。

 コース概要などは以下を参照のこと。

30周年記念さわやかウォーキング

【開催日と内容】
名古屋地区:2017年4月23日 名古屋駅スタート
内容:名古屋車両区内を一部開放、鉄道の魅力に触れるウォーキングを開催

静岡地区:2017年5月27日 富士駅スタート
内容:周辺の鉄道施設などをめぐるウォーキングを開催

関西地区:2017年6月11日 京都駅スタート
内容:京都市内をめぐり、「京都鉄道博物館(JR西日本協力)」を目指すウォーキングを開催

関東地区:2017年6月17日 小田原駅スタート
内容:現役の駅係員・乗務員をコース中で探すクイズラリーを盛り込んだウォーキングを開催

 そのほか「超電導リニア 対健常者付き子供学習教室」や「大井車両基地ファミリー見学会」、「名古屋駅・静岡駅での駅業務体験」などが開催予定となっている。