旅レポ
ANAで飛んだイスタンブール! 活気あふれる庶民の日常を体感できるアジア側や屋台グルメ、お土産探し
2025年7月16日 12:00
ANAの羽田発直行便で飛んだイスタンブール。このトルコ最大の街はヨーロッパ大陸とアジア大陸にまたがる独特の立地ゆえに、東西の文化がミックスされた異国情緒あふれる魅惑の地です。最終回の本稿は、ボスポラス海峡を渡った対岸のアジア・サイドから紹介します。
イスタンブールの日常の暮らしが垣間見えるアジア側へ
今回のツアーでお世話になった現地ガイドのヤクップさんはアジア側に住んでいるそうで、毎日フェリーでヨーロッパ側に“出勤”しているのだとか。日々アジアとヨーロッパを行き来しているなんておもしろいですよね。今回はアジア側の繁華街・カドィキョイやクズグンジュクという静かで小さな街、乙女の塔などを巡ってきました。
東京に5年ほど住んでいたことがあるというヤクップさんに「カドィキョイは東京でいえばどこの街?」と聞くと「渋谷」と返ってきました。
確かにアパレル店やケータイショップが立ち並び、若者でにぎわっている光景は渋谷っぽいかも~などと思いながら歩いてると、いつのまにかオリーブや野菜、魚などが並ぶ市場エリアに。イスタンブールの日常が垣間見える庶民的な雰囲気が楽しい街でもありました。
小さくてかわいい海沿いの街、クズグンジュック
今回の旅で一番気に入った街が、なかなか覚えられない地名の「クズグンジュック」です。アットホームなカフェやベーカリー、ギャラリーなどが立ち並ぶこの小さな街には、実にゆっくりした時間が流れていました。
沿岸から200mほど離れた海上に建つ「乙女の塔(クズ・クレスィ)」へは、埠頭から専用船で向かうことができます。その昔、ボスポラス海峡を行き来する船を管理する税関検問所として建てられたのが始まりというこの建造物は、その後時代とともに灯台や監視塔などの役割を担ってきました。2023年5月にトルコ共和国建国100周年記念碑&博物館としてリニューアルオープンしています。
東京でいえば新宿! 新市街のイスティクラル通りでキャンディ作り
さてここからはイスタンブールの地元グルメや屋台グルメ、お土産ネタを紹介します!
現地ガイドのヤクップさんいわく「東京でいえば新宿」という新市街のイスティクラル通りで訪れたのは、トルコ原産の伝統菓子「ロクム」の老舗メーカー「アリ・ムヒッディン・ハジュ・ベキル」。ロクムは砂糖やナッツ類、デンプンなどを混ぜて作られるトルコの伝統銘菓。日本のゆべしみたいなもっちり食感です。
今回はこちらのお店で、トルコのハードキャンディ「アキデ」作りのワークショップに参加しました。ゴマの風味と食感が飽きない美味しさのアキデをお土産に持ち帰りました。
グランバザールは買いたいものをしっかり決めていくべし!
ガイドブックなどで必ず紹介されているイスタンブールのグランドバザールは世界最大級の屋根付き市場。広いとは聞いていましたが、わずか1時間の滞在ではその規模を把握するまでには至らず……。混沌とした雰囲気だけは味わえました。
サバサンドにごまパン、焼きもろこしに焼き栗! イスタンブールのストリートフード
イスタンブールの名物グルメといえばサバサンド。ガラタ橋のたもとに屋台が何軒か並んでいて、日本人だと分かると寄ってきて「サバサンド、サバサンド!」と日本語で呼び込み合戦が始まります。
イスタンブールを歩いていてあちこちで見かけるのがシミットと呼ばれる塩味のごまパンを売る屋台です。1個買って食べてみましたが、外はカリッと中はしっとりしていてベーグルのような感じ。そのまま食べても美味しかったですがクリームチーズをはさんで食べたら最高かも。
トルコ人はチャイ(紅茶)が大好き
紅茶のことを「チャイ」と呼ぶトルコでは、専用の茶器でいれたチャイを小ぶりのグラスで1日に何杯も飲むのだそう。今回の旅ではその文化と味が気に入って自分用にトルコチャイの専用グラス&ソーサーを買ってきてしまいました(茶葉はコンビニで購入)
トルコ料理は世界三大料理のうちの1つって知ってた?
最後に、今回の滞在中に訪れたレストランを5か所紹介します。メディアツアーで連れて行ってもらったお店なのでハズレはないはず! イスタンブール旅行を計画中の方は参考にしてみてください。
ホテル「JWマリオットイスタンブール」の9階にあるミシュラン星付きレストラン「オクト(OCTO)」。ここはボスポラス海峡を行き交う船を眺めながら初日のディナーを食べたお店です。
地下宮殿やアヤソフィアに近い場所にあるレストラン「GALEYAN」は、旧市街の散策中にランチで訪れたお店。ケバブが絶品です。
ボスポラス橋のロマンティックな夜景を楽しみながら美食を堪能したのが「RUBY」。こちらもミシュラン星付きレストランです。
ガラタポートの近くにあるオシャレなミシュランレストラン「カラキョイ・ロカンタス(KARAKYOY LOKANTAS)」はランチで利用。
アナトリア半島に伝わる郷土料理をモダンな形で楽しめる「kiva」はガラタポート沿いにあります。ここでは大型クルーズ船の出航を見送ったのがいい思い出です。




















































































