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羽田空港2タミ、北側サテライトが本館と接続。5つの搭乗口も新設、専用バスに乗らず行き来できるように
2025年3月10日 16:41
- 2025年3月19日 供用開始
日本空港ビルデングは、羽田空港第2ターミナル本館と北側サテライト(別棟)の接続工事を完了し、3月19日から供用する。これに先駆け、3月10日にANAと共同見学会を実施した。
これまで本館から北側サテライトへの移動は、専用バス(所要時間約3分)に乗車する必要があった。このたび施設を増築し、1つの建物としてつながることで、搭乗者が直接行き来できるようになる。
建物は3階建て、2階が出発エリア、3階が到着エリア。2階にはテナント2店舗(セブン-イレブン、江戸前鮨 又こい家)がオープンする。
さらに増築部分には、ターミナルから航空機へ直接搭乗できるよう、搭乗口50A/B、51A/B、52番の最大5か所を新設。50~51は小型機(エアバス A321/A320、ボーイング 737)に限り、同時に2機が駐機できる「固定橋マルチ運用搭乗口」としている。
なお、サテライトで運営していた搭乗口46〜48番は、47〜49番に名称変更となる。
今回の接続により、国内線でバスを利用する便は、出発・到着ともに1日あたり4割から2割程度に減少する見込み。
また3月30日から、第2ターミナル南側の搭乗口66〜70番は国際線専用になる。国際線出発便は+4便の合計34便となり、国内線との乗り継ぎもしやすくなる。
見学会の後半では、自動走行モビリティ「iino(イイノ)」のデモンストレーションを実施。ターミナル拡張に伴う移動を支援するサービスとして、第2ターミナル北側サテライト~本館接続エリア(搭乗口52~47番)で2台導入する。運用時間は8時~20時で、所要時間は約30分で1往復。