旅レポ

ベトナム・フーコックで“空想上の大学”をイメージしたラグジュアリーホテルに泊まる

ベトナム航空主催の視察ツアーでフーコックへ

 ベトナム航空の視察ツアーでベトナム南部のリゾート地、フーコックに来ている。この日の宿は「JWマリオット・フーコック・エメラルド・ベイ・リゾート&スパ」。

 著名な建築家であるビル・ベンスリーが手がけたホテル。空想上の由緒ある大学「ラマルク大学」へのオマージュして設計しており、客室も個性が際立っている。フロントの部分から大学を意識した空間と本物の書物などを展示しており、異空間にいる気分に。泊まった部屋は「エメラルドベイフロント キング」で、調度品などもとても洗練されていた。

「Pink Pearl」レストランなど個性的なダイニング会場にも注目。「Department of Chemistry Bar」でシグニチャーカクテルを楽しむなど、贅沢な時を過ごすことができる。スパも充実しており、「Chanterelle -Spa by JW」はぜひとも体験したい。ディナーは「Tempus Fugit」にて伝統的なベトナム料理を堪能した。

JWマリオット・フーコック・エメラルド・ベイ・リゾート&スパのフロント
空想上の由緒ある大学「ラマルク大学」へのオマージュとして設計されている
客室も個性が際立っている。こちらはエメラルドベイフロント キング
広々としたバスルーム。めずらしくシャワーだけでなくバスタブもある
ベルコニーには大きなソファがあり、のんびりくつろげる
部屋にあったウェルカムスイーツが教科書を模したチョコレートケーキ
ターコイズスイートのリビングエリア
ターコイズスイートのベッドルーム
ホテル外観の色使いだけでも絵になる
「Chanterelle -Spa by JW」のウェイティングスペース
「Chanterelle -Spa by JW」のトリートメントルームなども美しい
「Department of Chemistry Bar」は実験室をテーマにしており周期表が描かれた天井や実験用らしき瓶などいい雰囲気
シグニチャーカクテルのモスコミュールを堪能
海辺の邸宅をイメージしたピンク色基調のレストラン「Pink Pearl」で高級フランス料理を楽しめる
ビーチフロントのプライベートプールで至福のひとときを
ディナーは「Tempus Fugit」にて伝統的なベトナム料理を堪能

食後には圧巻の花火付きの「Kiss of the Sea」ショーを鑑賞

 水とアート、光と音楽が融合した壮大なスケールで圧倒される屋外での水上ショー「Kiss of the Sea」を鑑賞した。1000m2の投影面で繰り広げられるアート体験は想像をはるかに超えたスケール感をもたらしてくれる。メインステージは直径100m、深さ1m、体積7900m2の水面に作られており、無限の創造的物語の可能性を感じる。クライマックスを飾る花火との共演はまさに圧巻。大音量と壮大なビジュアルに心から感動するショーだ。

ステージのモチーフは映えスポットとして撮影も可能。ショー会場への入口はまるで宇宙船のよう
光と水、音を駆使して壮大な物語を展開。ちょっと不思議なラブストーリーも見もの
クライマックスは豪華な花火が連発で上がり、大音響と豪快な噴水で息を呑む展開に。一見の価値、大アリ

翌朝、インスタ映えするSunset Santo beach Club、そして地元のマーケットへ

 夕陽スポットとして有名で本来なら日没前後に行きたい場所だが、スケジュールの都合で翌朝に訪れたSunset Santo beach Club。海のなかに設置されているインスタレーションアートがおもしろく、インスタ映えスポットとしても人気だ。のんびりと海を眺めるにも最適。

 そのあと少しの時間だったが、フーコック島のマーケットに立ち寄ってみた。豊富な野菜や果物、魚介類や肉などなんでも揃うお店が連なっている。

海のなかに設置されたインスタレーションアートがおもしろいスポット。のんびり海を眺めて時を忘れたい
フーコックのマーケットに立ち寄ってみた。豊富な食材を求めて地元の人だけでなく観光客も買い求めにやってくる

フーコック島をあとにしてホーチミンへ

 ハイシーズンではないものの、フーコック島のホテルのレベルの高さ、美味しい食事や魅惑的な観光スポットを満喫した。まだまだリゾート気分にひたっていたいがフーコック国際空港から再びベトナム航空の国内線に搭乗してホーチミンへと向かった。

フーコック国際空港からベトナム航空の国内線でホーチミンへ飛んだ
深澤 明