旅レポ
ベトナム・フーコック、海辺のナイトマーケット「VUI-Fest Bazaar Phu Quoc」で夜ご飯
2024年10月27日 12:00
ベトナム航空主催の視察ツアーでフーコックへ来ている。成田からホーチミンへ飛び国内線へ乗り継いでフーコックへ到着後、ラ・フェスタ・フーコック・キュリオ・コレクション by ヒルトンにチェックイン。早速外へと繰り出した。
太陽が沈み薄暮の時を迎えている。街並みもおしゃれでフォトジェニックだ。海を眺めて時を忘れるのもよいだろう。そこに一匹の犬が近づいていた。フーコック犬だという。首輪は付いていない。やや小柄でとても賢い犬だそうで、島のあちらこちらで見かけるという。ただし、なでたり触ったりするのはNG。噛まれたら大変。せめて写真を撮るだけにしておこう。
フルーツや串ものなどいろいろなベトナムらしい屋台が並ぶ海辺のナイトマーケット「VUI-Fest Bazaar Phu Quoc」へ。その中心部にある「ギオン バー」がディナー会場だ。洗練されたベトナム料理を堪能することができる。残念ながら外は真っ暗で海を望むことはできない時間帯になってしまったが、海からの爽やかな風に吹かれながら、美味しい料理を堪能した。
19時30分をまわるとちょうど「ギオン バー」の前にある舞台で「ロアンサンショー」が始まった。コックが鍋などの調理器具を持ってリズミカルなダンスを披露。音楽とストリート・サーカスを組み合わせたダンスパフォーマンスで気分も盛り上がる。
「A OI シアター」でベトナム水上人形劇を鑑賞
ゆったりとディナーを楽しんだあとは「A OI シアター」にてベトナムの水上人形劇を鑑賞した。「A OI」は子守唄の歌詞の一部に由来しているという。ベトナムの棚田をヒントに作られた曲線の観覧席から舞台を望む。手前の水上に登場する人形と舞台上のダンサーとのコラボレーションを楽しむ。
水上の人形や龍は簾の奥にいる人形技師の人たちが棒を使って操っている。パフォーマンスのあとには実際に棒を使って龍を動かしてみる体験もできるので、よい経験になるだろう。ホテルへの帰り道も夜ながらフォトジェニックなシーンの連続で思わずレンズを向けてしまう。そしてホテルの部屋に戻るとバルコニーから花火を観ることができた。さて、翌日に備えて部屋でぐっすりと眠ろう。
世界最長のロープウェイでウォーターパーク「AQUATOPIA」へ
およそ8kmのロープウェイって想像できますか?
フーコック島南部からホントム島へ渡る世界最長のロープウェイ「Sun World Hon Thom」に乗ってきた。全長7899.9m。3本のワイヤーを使用した最新技術で、比較的安定感がある。時間にして片道15分ほど。最も高い支柱は174mと思いのほか高い。ハイシーズンの12月~3月ごろの晴れ渡った青空の下で乗ったら、それこそ絶景だろう。
このロープウェイのチケットはホントム島のウォーターパーク「AQUATOPIA」の入場券も含まれている。なお、こちらのロープウェイは運転していない時間帯もあるので運行時間をあらかじめチェックしておきたい。
ウォーターパーク「AQUATOPIA」で人気の「SeaWalk」を体験
水深およそ5mの海底を歩く体験ができるという「SeaWalk」。水着はレンタルも可能だが日本から持参した。
ヘルメットにチューブがつながっており、潤沢な酸素が供給される。このヘルメット、めちゃくちゃ重い。が、ご安心を。水中に体を入れて隣にはピッタリとインストラクターが付き添ってくれる。
そして海中に入るとそっとヘルメットを装着してくれるから自分自身ではその重さは感じない。一番大事なのは耳抜きだ。ほんの2mほど潜ると両耳が詰まってきた。実はこのヘルメット、下から手を入れることができ、鼻をつまんで耳抜きができる。この耳抜きに関しては、地上で一人一人丁寧なレクチャーを受けた。そしてその重要性は潜ってすぐに痛感した。
「大丈夫か?」とインストラクターがこまめに合図をくれる。いつものクセで親指を立ててサムアップをしたらすぐに引き上げられてしまう。なぜならサムアップは「上がりたい」の合図だからだ。
海中はやや濁ってはいるものの、イソギンチャクや小さな魚たちがいっぱい。海底を自分の足で歩いている感覚も楽しい。ダイバーがカメラを構えて順番に写真や動画も撮影してくれて、「SeaWalk」終了後にすぐにスマートフォンに送られてくるのもうれしい。