旅レポ
ベトナム・ホーチミンで定番撮影スポットと美食を巡る
2024年12月15日 12:00
ホーチミン観光も
ベトナム航空の視察ツアーでフーコックを訪れ、リゾート気分を満喫したあとはホーチミン観光を楽しんだ。ベトナム南部に位置するホーチミンは経済の中心地。フランスの統治下であった影響により、コロニアル建築が多く見られる。
観光客のインスタ映えスポットして有名な「ピンクの教会」がタンディン教会だ。1876年のフランス領時代に建てられたもので、思わず撮影したくなる雰囲気が漂っている。
そしてコロニアル建築の象徴ともいうべき建物がサイゴン中央郵便局だ。郵便局として機能しつつも観光客に一般公開されているので西洋を感じさせる内観と外観は必見だ。駅舎のようなアーチ状の天井が特徴的で、正面奥の壁にはベトナム建国の父である“ホー・チ・ミン”の肖像画が誇らしげに掲げられている。
サイゴン中央郵便局の正面に位置するサイゴン大教会は、外観の補修工事のため、その全容を望むことはできなかったが、聖母マリア像のある庭園にはたくさんの花が咲き、とてもきれいだった。サイゴン中央郵便局の横にあるホーチミンブックストリートは、日本でいう神保町のような場所で、たくさんの本屋が並びにぎわっていた。
ホーチミン観光名所として外せないのがベンタイン市場だ。たくさんの屋台が立ち並んでおり、衣類や工芸品、土産品やグルメなど多岐にわたっているので買い物の目的がなくても巡るだけでも楽しめる場所となっている。また、やはりホーチミン人民委員会庁舎もぜひとも訪れておきたいスポットだろう。もともとは1908年に駐在するフランス人のためのパブリックホールとして誕生している。官舎として使用されているため中の見学はできないが、正面にあるホー・チ・ミンの銅像と合わせて写真映えする場所だ。
ベトナムで最も高いビル「ランドマーク81」の展望台へ
ベトナムでは最高層であり、東安アジアでは2番目に高いビル「ランドマーク81」。その高さは461.85mで、展望台の高さは81階で382.65mだ。下層にはシュッピングセンターがあり「ユニクロ」なども出店している。展望台へのチケットは有料だが、時間帯などによって変動するようなので事前にチェックしておきたい。セキュリティ・ゲートを通ってから高速エレベーターで一気に展望台へと進む。展望台からはサイゴン川を中心にビルも多く、発展しているホーチミンの街の様子がよく分かる。眺めていると時を忘れる。
Madame Lamにてランチを堪能
ホーチミンでのランチはモダンなベトナム料理を楽しめるMadame Lamへ。野菜や肉など、彩りも鮮やかで美味しい料理をゆっくり楽しむにはうってつけだろう。特にレッドドラゴンフルーツグレープフルーツサラダなど写真映えするものも。
ベトナム航空VN300便で帰国。ボーイング 787のビジネスクラスで快適な空の旅
さて、名残惜しいが日本への帰国のときがやってきた。帰りもベトナム航空のビジネスクラスだ。
ホーチミン国際空港を現地時間0時15分に出発するVN300便に搭乗。機材はボーイング 787-9型機。東京(成田)には朝の8時00分に到着する。出発後すぐに機内の照明が落とされ、まずは睡眠タイム。体力的に余裕があれば映画などを観て楽しむのもありだろう。
成田到着の2時間前には機内照明が明るくなり朝食が運ばれてくる。帰国便では日本食をチョイス。ベトナムでも野菜中心にヘルシーな食事が続いていて体調は万全だったが、どうやら思っていた以上に日本食が恋しかったようだ。ベトナム航空の機内食は往復ともに美味しく、あれこれと味わいたくなった。
ベトナムへの旅は何度行っても満足度が高い。日本人の旅行者にも訴求力の高い旅が約束されている。そのことをさらに実感させてくれるツアーになった。