旅レポ
タイ・チェンマイの絶景を巡る(その4)
オーガニックレストラン「OHKAJHU」で味わう肉と野菜のヘルシーパラダイス
2018年3月19日 00:00
タイ・チェンマイの食と言えば、北部郷土料理であるタイカレーラーメンの「カオソーイ」が鉄板メニュー。ただ、全体的に「辛いか甘いか」の2タイプがわりと多い刺激強めのタイ料理ばかりが続くと、ちょっと胃が疲れてしまうかもしれない。
そんなときは、チェンマイに現在2店舗あるオーガニックレストラン「オーカジュ(OHKAJHU)」に足を運んでみよう。今回の絶景巡りの途中で立ち寄ったOHKAJHUでは、自家栽培の有機野菜を使ったサラダ、巧みに旨味が引き出された肉・魚で、タイの新しい食のトレンドを堪能できる。
有機野菜サラダに、肉、魚、フルーツジュースも
オーカジュ(OHKAJHU)の場所
2013年5月にタイ・チェンマイにオープンした「オーカジュ」は、自家栽培の有機野菜をウリにした洋食レストラン。話によるとオープン当初は行列をなすほどの人気だったそうで、それが一段落した現在も食事時間帯は大勢の客でにぎわっている。
同レストランでは、隣接する敷地内の農園と、離れたところに設けられた農園の合計10ヘクタールほどで野菜を栽培し、レストランで供される野菜のすべてをまかなっているという。栽培しているのは葉野菜を中心にした20種類で、タイならではの温暖な気候を活かし、ハウス栽培や水生栽培なども行なって年間を通じて収穫できるようにしている。
コンセプトは「母のために」。創業者が、体調が思わしくなかった母の身を案じて、健康によい野菜作りを目指したのがこの事業を始めたきっかけとのこと。
有機野菜が特徴なだけに、サラダメニューが充実している。好きな野菜とドレッシングを選んでオリジナルサラダ(50バーツ=約175円、1バーツ=約3.5円換算)を注文できたり、グランドメニューからバリエーション豊かなサラダ料理を注文したりできる。野菜とフルーツのジュース、スムージーもさまざまな組み合わせが用意されている。
サラダ料理だけでは満足できない、というあなたには、ビッグポーションの肉・魚料理もあるので安心。肉・魚の味付けは濃いが、素材の味が活きている新鮮な野菜でうまくバランスが取れている。ボリュームがほしい若者はもちろんのこと、体重や健康を気にする女性、シニアも満足できるだろう。辛い料理は少なく、胃を休ませたい人にもぴったりだ。