ニュース

タイ国政府観光庁、日タイ修好130周年記念写真展の表彰式を開催

写真展はニコンプラザ新宿で12月18日まで

2017年12月16日 開催

タイ国政府観光庁は「日タイ修好130周年記念写真展」の表彰式を開催。駐日タイ王国大使館 臨時大使代理 チューチャーイ・チャイワイウィット氏も臨席した

 タイ国政府観光庁は12月16日、ニコンプラザ新宿において「日タイ修好130周年記念写真展」の表彰式を開催した。写真展は、両国の修好・通商130周年を記念して実施したコンテストの入賞作品を展示するもので、この日、受賞者を招いて表彰と懇親会が行なわれた。

 コンテストは「タイの風景」と「タイの文化」をテーマに、タイ各地で撮影された写真の中から、各部門それぞれで最優秀賞1点、優秀賞1点、秀作3点、入賞10点を選出、ニコンプラザ新宿の「THE GALLERY 1」に12月12日から18日まで展示している。「タイの風景」部門の最優秀賞は西村徳仁さんの作品「タレーブアデーンの朝」、「タイの文化」部門の最優秀賞は高橋重夫さんの作品「解脱への道」が受賞した。

 懇親会で挨拶した駐日タイ王国大使館 臨時大使代理 チューチャーイ・チャイワイウィット氏は、「今このとき撮られた写真は、今このときのストーリーを写していると思います。130年前の1887年に日本とタイで調印が行なわれたときも写真が撮影されましたが、そのときの物語を表わしていて、日本とタイの関係が写真を通して伝わってきます。私はどの写真が一番よいと決めるのは難しいと思いますが、本日ここにある写真は、日本とタイの友好な関係を映し出していると思います」と祝辞を述べた。

 続いて登壇した日本写真協会 業務執行理事 大平温氏は「この写真展をきっかけに日本とタイの関係がより深まれば」と述べて受賞者たちを祝福し、乾杯を行なった。

公益社団法人 日本写真協会 業務執行理事 大平温氏
「タイの風景」最優秀賞は、ウドーンターニーのノーンハーン湖で撮影した西村徳仁さんの「タレーブアデーンの朝」
「タイの文化」最優秀賞は、チェンマイのワット・チェディルアンで撮影した高橋重夫さんの「解脱への道」
会場には駐日タイ王国特命全権大使 バンサーン・ブンナーク氏の作品も

 なお、タイ国政府観光庁はシリキット王妃の誕生月である8月を女性月間としており、そこからThailand Women's Journeyプロジェクトを立ち上げ、女性写真家の視点を通してタイの風景を写す「Thailand Through Her Eyes 2016/2017」という写真展も開催している。2人の女性写真家、松田典子氏の写真展がニコンプラザ新宿で、浅岡恵氏の写真展が新宿プロムナードで実施中だ。

Thailand Through Her Eyes 2016/2017

写真家:松田典子氏
会期:2017年12月12日~12月18日
会場:ニコンプラザ新宿 THE GALLERY 1

写真家:浅岡恵氏
会期:2017年12月1日~12月29日
会場:新宿フォト・プロムナード
会期:2018年1月11日~2月9日
会場:大阪フォト・プロムナード
会期:2018年2月21日~3月20日
会場:名古屋フォト・プロムナード