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東武鉄道、タッチ不要の顔認証改札を池袋駅・上板橋駅に7月15日から導入。生体認証サービス「SAKULaLa」活用
2026年7月9日 19:17
- 2026年7月15日~ 導入
東武鉄道は、生体認証サービス「SAKULaLa(サクララ)」を活用したウォークスルー型顔認証改札を東武東上線の池袋駅と上板橋駅の2駅に7月15日から導入する。
ICカードやスマホをタッチせずに、手ぶらで通過できるシステムで、子供連れや大きな手荷物を持った乗客でも負担なく通過しやすくなるというもの。顔認証改札は東武宇都宮線に続き2路線目の導入で、都内エリアではこれが初となる。
今後は、9月までに東武アーバンパークラインの船橋駅と馬込沢駅へ導入。あわせて、既存のスペースや改札機を活用できて柔軟性が高い“顔認証とICカードの併用型”の改札機も2026年度中に開発を進める。また、東武百貨店などの周辺商業施設へもSAKULaLaの導入を進め、買い物時の決済などを含めた手ぶらサービスのエリアを拡大する方針。
SAKULaLaは、利用者があらかじめ属性情報(年齢や会員情報、クレジットカード番号、交通系ICカード番号など)と生体情報(指静脈・顔)を登録しておくことで、SAKULaLa導入施設において、指や顔をかざすだけで本人確認・決済ができるシステム。登録者数は2026年7月時点で2万人を超える。
今回、東上線駅に導入する仕組みは、オムロンソーシアルソリューションズ、日本信号、東芝といった国内主要メーカーの既存の改札機に、顔認証用のカメラを追加設置するだけで「SAKULaLa」と連携し稼働できるもの。
改札機本体を丸ごと交換する必要がないため、鉄道会社にとって導入にかかる初期コストや工期を大幅に抑えられる利点がある。情報の管理においては、日立製作所が開発した独自技術「公開型生体認証基盤(PBI)」(生体情報を復元できない形に暗号化するシステム)を用いることで、安全性を高めているという。
東武鉄道では2025年11月から東武宇都宮線の駅で顔認証改札の導入を進めてきたが、今回、1日約42万人の乗降客数を抱える同社最大のターミナル池袋駅などへ展開を広げ、混雑環境下での処理速度や運用方法の実用性を検証する。























