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ヨドバシ池袋で「油がたぎる」「藁で焼く」「炭火が燃える」! 大リニューアル・グルメ専門街を食べてきた
マーラータン・カツオのたたき・干物炭火焼
2026年7月4日 14:17
- 2026年6月30日 開業
家電量販店としては国内最大級の面積を擁する「ヨドバシカメラ マルチメディア池袋」の8階に、巨大な飲食店街「LINKS DINING&淀橋横丁」がオープンした。買い物ついでに人々が訪れ、6月30日に多くの店がオープンしてから大変にぎわっている。
既存の17店舗に加えて、新規10店がオープンし、27店体制でスタートした。日本初出店や池袋初出店の店舗が並ぶ飲食店街では、いたるところで炭火焼や藁焼きの火柱を上げて絶品食材を焼き上げ、麻辣湯店ではカラフルな具材の数々が目を引く……。西武百貨店の時代と比べると、美味しいだけでなくワクワクできる店舗のラインアップが、ずいぶんと揃ったようだ。
さっそく、ヨドバシ直結の飲食店街で、オープンしたばかりの新店のメニューをしっかりいただき、レビューしてみよう。
本格派のマーラータン! 「毎味毎客」(麻辣湯専門店)
麻辣湯の本場・四重慶市に本拠地を持つ「毎味毎客(まいあじまいきゃく)」は、世界に400店舗以上を展開しているという。ブームとともに増加したほかの麻辣湯店のように、お洒落な店内でスープを味わう店なのかと思いきや……「ガチ・四川省のマーラータン」に、いい意味で“やられた”。
赤白基調の目立つ看板につられて入ったところ、ずっとミストが噴出されているショーケースには、ホウレンソウ・白キクラゲなどの野菜、豚・牛などズラリと揃った肉類や、ショーケースほぼ一段を占める餃子類など。1グラム4円で統一された90種類以上の具材に、まず目を見張る。
レジで具材の計量を行ない、6種類の味のベースを選択。具材とともに煮込んでから提供する。定番の「重慶麻辣湯」(重慶マーラータン)は、日本で愛好されるクリーミーな味わいのスープということだが……。開店前に、お店の方が勧めてきたのは「油泼麻辣湯」(ヨウポウマーラータン)。スープタイプのような丼ではなくて、鍋で熱々のまま提供される、四川ならではの辛さとスパイスが効いた逸品だ。
「油泼麻辣湯」は、ぶつ切り唐辛子などの香辛料を効かせた油を、アツアツに熱しながら回しかけて仕上げることで、香ばしい香りがグッ!と引き立つ。かつ、油の温度と鍋のおかげか、ずっとアツアツのままなのがうれしい。
ホルモン系やキノコ、ワタリガニやイイダコなどの“ダシが染み出す系トッピング”と重ねれば、油の旨味がさらにアップしてお勧めだ。また、油の熱で野菜が縮んで凝縮されるので、ホウレンソウ・白キクラゲなどもしっかり入れてヘルシーに仕上げたい。
辛さは1辛(ピリ辛)~5辛(超激辛)まで選べる。参考までに「蒙古タンメン中本」の「北極ラーメン(辛さ9)」を食べきれる筆者の基準だと、「麻辣湯」3辛で「なんとかギリギリ」くらいの辛さで、唐辛子のぶつ切りは20本以上も入っていた。
なお、定番の「重慶麻辣湯」は、スープも辛さ控えめでクリーミー。とてもヘルシーであった。たっぷり野菜をトッピングして味わいたい。
火柱がガンガン!! 「わらやき屋あらき」(鰹たたき店)
鮮度抜群! カツオの表面をあぶることで特有の生臭さが消え、藁のおかげで香ばしさが加わる。やはり、高知県の「カツオのたたき」は、「藁焼き」に限る。ただ、長距離輸送することで鮮度が落ちる場合もあり、どうしても高知と同じ美味しさにはならない。
そんな悩みを解決してくれるのが、高知からやってきた「わらやき屋 あらき」だ。ヨドバシ直上・池袋のド真ん中で、躊躇も遠慮もなくガンガンと火柱を上げて、新鮮なカツオをたたきにして提供してくれる。味付けは塩・タレどちらも美味なので、両方味わえる「鰹どっちもたたき定食」がお勧めだ。
この店はオーナーの方が元漁師で、高知県宿毛市の沖合い「沖ノ島」のご出身ということで、新鮮な魚を全国の系列店に多量に直送しているという。海が透明過ぎて、船が浮いたように見えるという「片島」もこの近くであり、海を知り尽くした人々によるかつおタタキを、池袋のど真ん中で味わえるのはありがたい話だ。
なお、高知発の居酒屋だけあって酒の種類も豊富であり、さらに「ブリの藁焼きタタキ」「カマンベールチーズ藁焼き」(チーズをつける用に、高知名産の「ミレービスケット」が添えられる)などの独創的なメニューも目を引く。ランチの定食でいただくのもよし、会社帰りにうまい魚と酒で宴会してもよし、だ。
「炭火焼干物食堂 越後屋 源六」(魚料理店)
「あらき」が藁焼きなら、こちらは「炭火焼き」。巨大な炉端で、サバ・アジなどの焼き魚を、皮の部分はパリッと、中はふんわりと焼き上げていく。
魚メニューはかなり豊富で、さば、さわら、アジ、鮭ハラスなどいろいろ。ほかにも肉料理も多数あり、しばらく迷ってしまう。
定番の「さば文化干し定食」は、皮目もパリッと、身もふんわりとして、ご飯が止まらない逸品であった。卓上のお酢・醤油での味変も楽しく、このフロアのなかではお値段もお手ごろ。ヨドバシでお買物のたびに、何度も通ってしまいそうだ。
7月後半にも新店オープン予定アリ
このほかにも「回転寿司 根室花まる」、ラーメンの「六厘舎」などの新店オープンがあり、それぞれにぎわいを見せていた。また、7月後半にも新店オープンがあり、さらに店舗は増えていくという。
もちろん、下のヨドバシカメラでは、約1万坪の面積に家電・ホビー・携帯・スポーツ用品などの売り場がギュっと詰まり、これにグルメが加われば、もう外に出なくても1日楽しめるようなラインアップが揃っている。
周辺のビックカメラ・ソフマップ・ヤマダ電機・ノジマなどは価格対抗やポイントアップで対抗しているものの、巨大なヨドバシにすでに歯が立たない様子も伺えた。池袋の巨大家電量販店戦争のゆくえを見守りつつ、絶品メニューが揃うグルメ専門店街でひと休みするのもよいだろう……。ただ、現時点でかなりの行列は必至だ。










































