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山善、発火リスク低減した「準固体モバイルバッテリー」。ノートPCへの高出力給電にも対応

2026年6月下旬 発売
山善から発火リスクの低減に配慮した「準固体モバイルバッテリー」発売

 山善は、発火リスクの低減に配慮した「準固体モバイルバッテリー」を6月下旬から順次発売する。オープン価格で、容量10000mAh(参考価格6578円)と20000mAh(参考価格8778円)の2種展開。公式ECサイト「山善ビズコム」、楽天市場「くらしのeショップ」、全国の家電量販店、ホームセンターなどで取り扱う。

 一般的なモバイルバッテリーで使われる液体電解質をゲル状化し、その含有量を1%以下に抑えた「準固体電池」を採用しているのが特徴。これによって強い衝撃や釘刺し、切断などの試験においても発火や内部ショートが起こりにくい高い安全性を実現した。

山善の準固体電池と従来のリチウムイオン電池の違い

 性能面では、内部抵抗を9mΩ以下に低減して発熱を抑制し、最大30Wの急速充電および35Wの高出力給電に対応している。スマホだけでなくタブレットやノートPCへの給電が可能なほか、同社の「PD仕様扇風機シリーズ」の純正バッテリーとしても利用できる。

 また、従来の液体リチウムイオン電池の充放電サイクルが約300~500回であるのに対し、同製品は約1000回使える長寿命で、バッテリーの膨張も7%以下に抑えられている。使用可能温度は-10℃~50℃と幅広く、日常使いからアウトドア、防災用途まで多様な環境で活用できる。

 近年問題となっている従来型リチウムイオン電池の発火・発煙事故への対策として、またスマホやPCなどの高性能化に伴う高出力・大容量化のニーズに応えるべく、安全性・高出力・長寿命を兼ね備えた同製品の開発に至ったという。

両モデルとも入出力に対応したUSB Type-Cポートと、出力用のUSB Type-Aポートを備える
スマホ、タブレット、ノートPCへの給電、山善「PD仕様扇風機シリーズ」の純正バッテリーとしても使える