週末駅弁
特急ゆふいんの森「ゆふいんの森 おおいた和牛弁当」
2026年2月27日 12:00
博多と大分の温泉地 由布院・別府を結ぶ特急「ゆふいんの森」。このヨーロピアンスタイルでちょっとレトロな雰囲気を持つリゾートエクスプレスは、JR九州がデザインと物語のある列車で九州を楽しむ「D&S(デザイン&ストーリー)列車」と位置づけています。
そんな旅を楽しむ乗客に向けて用意しているのが、今回紹介する「ゆふいんの森 おおいた和牛弁当」です。
事前に乗車する列車を指定したうえで予約して、乗車当日に車内のビュッフェで受け取ります。残念ながら駅での販売はありませんが、大きなターミナル駅やデパートの催事などでも全国の地域色豊かな駅弁を買いやすくなった時代だからこそ、特定の列車でのみ食べられる販売方式は、旅のお供という昔ながらの駅弁っぽさも感じます。
そんな「ゆふいんの森 おおいた和牛弁当」は、その名のとおり 「おおいた和牛」をふんだん楽しめる弁当です。ローストビーフ、ステーキ、しぐれ煮の3種に仕立てられた和牛はすべて肉質4等級以上のおおいた豊後牛で、霜降りの和牛など日常的には口にすることがない筆者にとっては見た目からしてちょっと贅沢な感じがします。
ローストビーフはとても柔らかい赤身の旨さが際立っています。それでいて脂もとても美味しい。冷めていても脂が美味しいというところにイイモノ感があります。一方、もっと脂優勢で見た目もかなり白っぽい霜降りのステーキはローストビーフとは違った脂の美味しさが際立ちます。もちろんしつこさは皆無で、軽く炙った程度のレアな食感と味はとても贅沢な気分を味わえます。
ローストビーフ、ステーキともに冷めた状態でもとても柔らかい食感が印象的で、全体的にワンランクどころかツーランク上の満足感があります。ソースも脂身の甘さとよく合いとても美味でした。
しぐれ煮は煮物としては控えめの味付けで素材のよさを十分に活かしているので、肉本来の味わいをしっかりと楽しめます。
ご飯の上にぎっしり敷き詰められている主役の3種の肉料理は、それぞれがボリュームもあるので食べ応えも十分です。それでいてしつこさがまったくないので肉だけでも食事として成立してしまいそうですが、甘味抑えめの玉子焼きとさっぱりとしたゆずの風味の漬物をアクセントにしながら食べるとより楽しくいただけます。
JR九州では数々のD&S列車を運行していて、それぞれに沿線の食材を使ったオリジナリティあふれる食事が用意されています。今回は由布院~博多の旅でしたが、九州の別の路線でも特別なお弁当を食べながら旅してみたいものです。
「ゆふいんの森 おおいた和牛弁当」
価格: 3000円
販売駅: JR九州Webサイトから事前予約
購入場所: 特急 ゆふいんの森 ビュッフェ
購入日: 2026年2月7日


























