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成田空港ビッグプロジェクトの愛称「成田空港第2の開港プロジェクト」に決定。第3滑走路新設や新旅客ターミナル整備など
2025年6月12日 19:06
- 2025年6月12日 発表
成田国際空港、国土交通省、空港周辺9市町、千葉県は6月12日、成田空港に関する四者協議会を開き、現在推進しているビッグプロジェクトの愛称を「成田空港第2の開港プロジェクト」に決定した。
第3滑走路の新設や既存滑走路の延長、旅客ターミナルの集約化を含む「更なる機能強化」と、これを前提として新旅客ターミナルの整備や貨物施設の集約などを展開する「『新しい成田空港』構想」を総称するもので、4~5月に行なった一般募集を経て選定。
1978年に成田空港が開港して以来のビッグプロジェクトであることが分かりやすく、かつ新滑走路の整備などにより空港敷地面積も約2倍、発着容量も2024年度実績の約2倍である50万回になることなどから、“2”という数字を効果的に使った名称として採用した。新名称は今後、これまで「更なる機能強化」「『新しい成田空港』構想」を併記していた文書などで新たに使用していく。
また四者協議会は同日、成田空港第2の開港プロジェクトの一環である「エアポートシティ」構想について合意。
エアポートシティ構想では、地域に経済循環を拡大し、地域と空港機能を連携するとともに、空港を支える雇用環境の整備や地産地消、脱炭素化に向けた取り組みを空港と街が一体となって進めていく。
同時期に公募していたエアポートシティ名称(愛称)については今後、ロゴやデザインを含め検討・決定する予定。