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JAL新型機A350-1000、ついに本日運航開始。個室型ファースト/ビジネスを初搭載で赤坂社長「今までとかなり違う」
2024年1月24日 10:37
- 2024年1月24日 就航
JALは1月24日、新型機エアバス A350-1000を羽田~ニューヨーク線(JL005/006便)に投入し、その初便で就航式典を実施した。
JALのA350-1000型機は、既存のボーイング 777-300ER型機を置き換える国際線のフラグシップ機として導入を開始した機体で、座席は全クラスを一新。
同社初の個室型シートを採用するファーストクラス6席、ビジネスクラス54席のほか、電動リクライニングのプレミアムエコノミークラス24席、あらかじめ背もたれを寝かせたエコノミークラス155席の、計239席を搭載している。また、全席で個人用モニターが4K解像度になっており、手持ちのBluetoothヘッドフォン/イヤフォンの接続にも対応する。
第3ターミナル112番ゲート前での式典に登壇した代表取締役社長執行役員の赤坂祐二氏は、新しい機材について「いくつか特徴がある」と述べて省燃費・脱炭素であることを挙げ、従来機の777と比べて燃料使用量とCO2排出量を約25%削減できているとしたほか、「大型機で非常に機内に余裕がある。今までとはかなり違うのでご覧いただきたい。シートも変わったがインテリアや機内食、機内エンタテイメントも一新している。ニューヨークまで長い距離なので存分に楽しんでほしい」とA350-1000の機体とそのサービスの魅力を紹介した。
なお、ファーストクラスラウンジ/サクララウンジでは本日のみの就航記念として、ニューヨーク線にちなんでニューヨークチーズケーキを振る舞った。ファーストクラスラウンジでは、コロナ禍に中断していたシューポリッシュ(靴磨き)サービスを本格的に再始動しており、5階のバーカウンター「JAL's SALON」でハンドドリップコーヒーのサービスも新たに始めている。このシューポリッシュとハンドドリップは、障害のある社員とともに運航を支えるJALサンライトのスタッフが深く関わっている。
JALのA350-1000型機は、すでに2号機が1月14日に日本へ到着しており、3号機の受領後は羽田~ダラス・フォートワース線にも投入することが決まっている。
JAL A350-1000の運航スケジュール(2024年1月24日~31日)
JL006便: 羽田(11時05分)発~ニューヨーク(10時00分)着、隔日運航
JL005便: ニューヨーク(12時40分)発~羽田(翌17時15分)着、隔日運航
JAL A350-1000の運航スケジュール(2024年2月1日~)
JL006便: 羽田(11時05分)発~ニューヨーク(10時00分)着、毎日運航
JL005便: ニューヨーク(12時40分)発~羽田(翌17時15分)着、毎日運航