「ジブリパークとジブリ展」7月16日スタート。ネコバスは7月平日限定で撮影OK！

「ジブリパークとジブリ展」7月16日スタート

「ジブリパークとジブリ展」が、7月16日の長野県立美術館を皮切りにスタートするのにあたり、展示内容の情報が公開された（全国5会場を巡回）。

　11月1日に愛知県長久手市に開園する「ジブリパーク」の制作過程を、室内模型や資料で体感できる。

「ジブリの大倉庫」には、子供たちが身体を使って自由に遊べる「ネコバスルーム」が登場するが、「ジブリパークとジブリ展」では、ネコバスルームの室内模型やネコバスの制作過程で使用された模型を展示する。また、ジブリの大倉庫の「にせの館長室」を再現し、映画「千と千尋の神隠し」に登場する湯婆婆が執務室で仕事に没頭する姿を見せる。

ネコバスは7月平日限定で写真撮影OK！

「にせの館長室」の制作イメージ図

　青春の丘の「地球屋」で出会えるのは、映画「耳をすませば」のバロン。「ジブリパークとジブリ展」では、バロンの人形を製作する過程で使用した模型などを展示する。

　2024年春に開園する魔女の谷には、映画「ハウルの動く城」に登場するハウル城を建設。ジブリパークで本当に入ることができるハウル城を建てる過程で使用している模型を、「ジブリパークとジブリ展」で公開する。

　さらに、ジブリの大倉庫に現われる「ジブリのなりきり名場面展」のうち、「千と千尋の神隠し」のワンシーンが、「ジブリパークとジブリ展」に登場。主人公・千尋の気分になって、カオナシと一緒に記念撮影を楽しめる。

　また、2005年「愛・地球博」のパビリオンとして宮崎吾朗監督が陣頭指揮を執り、本当に人が住める家として建てられた「サツキとメイの家」も、1/5サイズで再現。「ジブリパークとジブリ展」では内部の写真を公開するほか、実際に使用された部材を用いたパーゴラ（格子状の日除け棚、書斎のテラスに設置されていた）が本物と同じサイズで展示される。

　三鷹の森ジブリ美術館で開催された企画展示「アーヤと魔女展」も再現した。2DCGと3DCGの違いや背景美術・小物・食べ物の表現について、製作のあらましを宮崎吾朗監督が自ら解説した展示となっている。

「ジブリパークとジブリ展」スケジュール