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東武鉄道、東京都内駅のホームドア整備計画を発表。スカイツリーラインと東上線で優先的に推進

2020年5月29日 発表

東武鉄道は都内駅のホームドア整備計画を発表した(写真は志木駅4番ホームの設置イメージより)

 東武鉄道は5月29日、東京都内の駅におけるホームドア整備計画を発表した。

 東武鉄道はこれまで池袋駅、和光市駅、朝霞駅、川越駅、押上駅、柏駅、船橋駅にホームドアを整備済み。志木駅、新越谷駅、北越谷駅への2020年度末整備と、2021年度以降に計40駅への設置する計画を発表している。

 都内駅については、先述の池袋駅、押上駅は整備を終え、北千住駅は3階ホームへ2020年度末までに整備する計画が進められているほかは未整備となっている。整備にあたっては、ホームドアの整備/補強/維持更新のコストのほか、車両ごとのドア位置の違いによる対応の難しさが課題として挙げられている。

 都内駅では今後、利用者の多い東武スカイツリーライン 北千住駅~竹ノ塚駅間、東武東上線 池袋駅~成増駅間を優先駅に設定し、整備を推進。具体的には東武スカイツリーライン 小菅駅、五反野駅、梅島駅、西新井駅の整備を2020年度内、竹ノ塚駅は2021年度内に事業を開始する予定で、そのほかの駅についても2021年度以降に整備する検討を進める。

東武スカイツリーライン、東武東上線で優先駅を設定。2020年度以降、順次整備事業を進める
利用者10万人以上の駅。池袋駅と押上駅は整備済み