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春日部駅付近の「開かずの踏切」を高架化、埼玉県と東武が協定締結。スカイツリーライン/アーバンパークライン10か所の踏切を除却

2020年1月24日 締結

2020年1月27日 発表

東武鉄道伊勢崎線(東武スカイツリーライン)と野田線(東武アーバンパークライン)の春日部駅付近の鉄道を高架化し、10か所の踏切を除却する

 埼玉県と東武鉄道は1月27日、「東武鉄道伊勢崎線・野田線連続立体交差事業(春日部駅付近)」について、費用負担や事業の役割分担等を取り決める施行協定を1月24日に締結したと発表した。

 東武鉄道伊勢崎線(東武スカイツリーライン)と野田線(東武アーバンパークライン)の春日部駅付近の鉄道を高架化し、10か所の踏切を除却することで、交通渋滞や踏切事故の解消、市街地の一体化などを図る。2031年度の完成を目指している。

高架化後のイメージ
横断図イメージ
「東武鉄道伊勢崎線・野田線連続立体交差事業(春日部駅付近)」概要

施行協定締結日: 2020年1月24日
事業期間: 2019年度~2031年度
事業種別: 連続立体交差事業
事業区間:
[東武鉄道伊勢崎線(東武スカイツリーライン)]埼玉県春日部市南1丁目~粕壁4丁目(延長約1.6km)
[東武鉄道野田線(東武アーバンパークライン)]埼玉県春日部市粕壁字八木崎~南1丁目(延長約1.9km)
除却される踏切数: 10か所
事業費: 約650億円(埼玉県約510億円、東武鉄道約140億円)