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消費税率引き上げに伴う国内空港PSFC(施設使用料)まとめ。2019年10月1日改定

2019年10月1日 改定

消費税率が引き上げられる10月1日以降、一部空港で空港施設使用料などが改定される

 10月1日に消費税率が8%から10%に引き上げられることに伴い、国内の一部空港が徴収しているPSFC(旅客サービス施設使用料)などの改定を行なう空港がある。10月1日から適用される新たな料金をまとめた。

 空港によってはPFC(旅客取扱施設使用料)などの表記を採っている場合もあるが、記事中では空港施設の使用料金に準じるものはPSFCとしてまとめている。

 国内線では出発時、到着時にそれぞれ適用され、国際線は出発時ならびに乗り継ぎ時に適用されるのが一般的となっている。国際線では一部空港においてPSSC(旅客保安サービス料)を徴収。いずれも航空券代と同時徴収するオンチケット方式を用いている。

 子供料金の扱いは国内線と国際線で異なり、国内線の場合満3歳以上12歳未満、国際線の場合は満2歳以上12歳未満が対象となるが、対象年齢未満でも航空券を使用して搭乗する旅客は徴収対象となる。

 なお、新千歳空港については、10月1日の消費税率引き上げに伴う改定に続き、冬期ダイヤが始まる10月27日からさらなる値上げを予定している(関連記事「新千歳空港、国際線PSFC(旅客取扱施設利用料)値上げ。10月27日から現行の2倍以上に。自動手荷物預け入れ機など導入」参照)。

国内線PSFC 出発・到着(大人/子供、カッコ内は従来料金)

新千歳空港: 270円/140円(270円/140円)
仙台空港: 230円/120円(230円/120円)
茨城空港: 100円/50円(100円/50円)
成田空港(T1/T2): 450円/220円(440円/220円)
成田空港(T3): 390円/190円(380円/190円)
羽田空港: 290円/140円(290円/140円)
セントレア(T1): 440円/220円(310円/150円)
セントレア(T2): 380円/190円(380円/190円)
関空(T1): 440円/220円(430円/220円)
関空(T2): 出発420円/到着370円(出発410円/到着360円)、※大人/子供同額
伊丹空港: 260円/130円(260円/130円)
北九州空港: 100円/50円(100円/50円)
那覇空港: 120円/60円(120円/60円)
下地島空港: 550円/550円(540円/540円)

国際線PSFC 出発(大人/子供、カッコ内は従来料金)

新千歳空港: 1040円/530円(1030円/520円)
仙台空港: 610円/300円(600円/300円)
茨城空港: 520円/260円(520円/260円)
成田空港(T1/T2): 2130円/1070円(2090円/1050円)
成田空港(T3): 1040円/520円(1020円/510円)
羽田空港: 2610円/1300円(2570円/1280円)
セントレア(T1): 2620円/1310円(2570円/1290円)
セントレア(T2): 1300円/650円(1280円/640円)
関空(T1): 2780円/1390円(2730円/1370円)
関空(T2): 1250円(1230円)、※大人/子供同額
福岡空港: 980円/490円(970円/490円)
北九州空港: 320円/150円(310円/150円)
那覇空港: 1000円/500円(1000円/500円)
下地島空港: 1760円(1730円)、※大人/子供同額

国際線PSFC 乗り継ぎ(大人/子供、カッコ内は従来料金)

成田空港(T1/T2): 1060円/530円(1050円/520円)
成田空港(T3): 520円/260円(510円/250円)
羽田空港: 1300円/650円(1280円/640円)
関空(T1): 560円/280円(550円/280円)
関空(T2): 260円(250円)、※大人/子供同額

国際線PSSC(大人/子供、カッコ内は従来料金)

仙台空港: 110円(110円)、※大人/子供同額
成田空港(T1/T2): 530円(520円)、※大人/子供同額
成田空港(T3): 530円(520円)、※大人/子供同額
セントレア(T1): 350円(340円)、※大人/子供同額
セントレア(T2): 350円(340円)、※大人/子供同額
関空(T1): 320円(310円)、※大人/子供同額
関空(T2): 320円(310円)、※大人/子供同額

PSFC―国内線(出発・到着)
PSFC―国際線(出発)
PSFC―国際線(乗り継ぎ)
PSSC―国際線(出発・乗り継ぎ)