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JALスタッフが神田明神で福を呼ぶ豆まき。J-AIRの女性副操縦士が初参加

2019年2月3日 実施

JALグループが恒例となっている神田明神での節分祭豆まき式に参加した

 神田明神(神田神社)は2月3日、恒例となっている「節分祭豆まき式」を実施。JAL(日本航空)は、JALグループから12名が参加した。

 JALは2008年までグループによる地域活動参加の一環として、同神社の豆まきに参加していた。これは1996年夏まで神田明神近くに東京支店があったのが縁となっていた。2010年の破綻以降は自粛。その後、神田明神側からの招待と「お客さまへの感謝の気持ちを伝えたい」ということから、2015年以降、有志の社員が自主的に集まり参加を再開した。2017年からは社内公募で参加者を募って参加している。

 神田明神では、2018年12月15日に「文化交流館『EDOCCO(エドッコ)』」が境内に開業している(関連記事「神田明神、多用途イベントホール『EDOCCO(エドッコ)』12月15日開館。地下ではアイドルのライブも」)。これに伴い、2018年まで豆がまかれていた鳳凰殿が取り壊されたため、2019年は御社殿前に設置された特設ステージ上から豆がまかれることとなった。

 豆まきは、御神殿内での節分祈祷神札のあとに2回あった。その後JALスタッフが、境内を訪れた人々にお礼の手書きメッセージ配布が行なわれ、多くの人と交流していた。

豆まきを待つ人が早くから詰めかけていた。一定数を入れ替える形で多くの人が参加できるように工夫されていた
平成31年(2019年)の厄年。男性向け
平成31年(2019年)の厄年。女性向け
御神殿内へ向かうJALスタッフ
御神殿内での節分祈祷神札が行なわれた
境内に集まった人々をお祓い
地元警察や消防、税務署などによるくす玉割り
巫女によって福鈴が授けられる。神田明神の一之宮「だいこく様」と二之宮「えびす様」も参加
神田明神 宮司 大鳥居信史氏が先頭で豆まき

 2019年の参加は、CA(客室乗務員)3名、運航乗務員3名、空港スタッフ2名、整備2名、JALナビア1名の11名。豆まきイベントの事務4名と、JAL 常務執行役員 兼 JALセールス 代表取締役社長 二宮秀生氏が加わり、総勢で16名。年男・年女は計3名の参加となった。

豆まき開始前で待機中。日本航空株式会社 常務執行役員 兼 株式会社ジャルセールス代表取締役社長 二宮秀生氏とCA、空港スタッフ
運航乗務員。女性副操縦士も参加
豆まきに使われた福豆とお菓子
豆まきに向かう
JALスタッフによる豆まき
JALスタッフによる豆まき
JALスタッフによる豆まき
JALスタッフによる豆まき
豆まきのあとには、境内を訪れた人々にお礼の手書きメッセージ配布が行なわれた
手書きメッセージの配布
配布された手書きメッセージ。丁寧にすべて手書きで異なるメッセージが書かれている
3種のステッカーも配布。ボーイング 787、ボーイング 737と機体整備中の浮世絵風イラスト

 2016年から続けて4度目の参加となる二宮氏は、「いたらないことが多々ありますので、いつも以上にお客さまに福が来てほしいという思いを込めて、豆まきをしました。JALグループが信頼していただけるように取り組んでいきたいと思います。今年はイノシシ年ですから、ちょっとしたことから“イノ”ベーションしていきたいと思っています。来年も続けていきたい」と抱負を含めて語った。

 また、J-AIR(ジェイエア)女性副操縦士の鈴木聡恵さんは、「同僚の分も投げてきてと激励され、楽しみにしてきました。普段お客さまと直接お会いする機会がないので、交流はとても貴重な体験でした。豆を受け取る人がけっこう近く感じて感激しました」と感想を語った。

2019年の神田明神「節分祭豆まき式」に参加したJALスタッフ
日本航空株式会社 常務執行役員 兼 株式会社ジャルセールス代表取締役社長 二宮秀生氏。「イノシシ年なので“イノ”ベーションをしていきます」
株式会社ジェイエアの女性副操縦士 鈴木聡恵さん。「豆を受け取る人が近くて楽しかったです」
2019年の年男・年女のスタッフ