西武鉄道、25年振りの新型特急車両を正式発表。車両形式は「001系」、愛称は「Laview（ラビュー）」で2019年3月デビュー

西武鉄道の新型特急車両「Laview（ラビュー）」

　西武鉄道は10月29日、かねてより登場を予告していた新型特急車両の詳細を発表した。新型特急車両の形式は「001系」、愛称は「Laview（ラビュー）」となり、2019年3月に池袋線・西武秩父線で運行を開始する。

　西武鉄道の特急車両としては、10000系「ニューレッドアロー」から25年ぶりの新型特急となり、ビジネス・観光型の特急電車として営業運転する。

　製作車両数は、8両×7編成の56両（2018年度16両、2019年度40両）。製作は日立製作所が担当する。

先頭車両は独特の丸いデザインとなっている

客室窓も大きなものに

客室写真

　車両の基本デザイン監修は建築家・妹島和世氏。座席シートや床面などのテキスタイルはデザイナーの安東陽子氏と、天井照明をはじめとする車内の照明デザインは照明家の豊久将三氏とタッグを組む。デザインコーディネーションとグラフィックデザインは建築家の棚瀬純孝氏が担当することで、今までにないデザインにしたとのこと。