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京急バス、トヨタ自動車の燃料電池バス「SORA」を2019年春に導入。東京・お台場地区で運行へ

2018年9月6日 発表

2019年春 運行開始

京急バスは2019年春にトヨタ自動車の燃料電池バス「SORA」を導入し、お台場地区で運行する予定であることを発表した

 京急バス(京浜急行バス)は9月6日、民間事業者として初めてトヨタ自動車のFC(燃料電池)バス「SORA」を導入し、2019年春から東京・お台場地区で運行する予定であることを発表した。

 トヨタ自動車のSORAは、水素と空気中の酸素の化学反応で発電した電気を動力とする燃料電池バス。走行時に二酸化炭素や環境負荷物質を排出しないほか、ユニバーサルデザインの導入や、バス周囲に歩行者などの動体がいる場合に音や画像で運転手に知らせる「視界支援カメラシステム」、急加速を抑制する加速制御機能などを有する。

 同社では2019年春ごろの導入を予定する1台目を実際の路線バスで運用し、性能や利便性を検証。2台目以降の導入を検討していく。導入路線は船の科学館線(JR大森駅から東京港トンネルを経由してお台場地区を運行)を予定している。

トヨタ自動車のFCバス「SORA」