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国道357号東京港トンネルの西行きが3月26日6時に開通

通行料無料の一般道路トンネル。走行動画を掲載

2016年3月26日6時 開通

3月26日開通した国道357号東京港トンネル

 国土交通省は3月26日、東京お台場と品川区八潮を結ぶ国道357号東京港トンネルの西行きを開通した。延長約1.9km。

 同区間にはこれまで首都高湾岸線のトンネルが通っていたが、これに並行する一般道路トンネルが開通することで交通の分散が期待されるほか、一般道路を使ってお台場から大井、羽田空港方面へ向かう場合も内陸側や城南島方面の臨海道路を利用する場合に比べて時間短縮が期待できる。

 新たな開通区間の東端部にあたるのは、お台場中央交差点の西側。6時まではこの入り口にコーンが立てられたほか、誘導員により入場規制が敷かれていたが、6時を過ぎて開通すると、早速多くのクルマが東京港トンネルへと向かった。

青海一丁目交差点とテレポート駅前交差点の間の区間に設けられた、お台場中央交差点の案内看板

 このお台場中央交差点西側に作られた分岐から、下り坂を経てトンネルへとアプローチしていく。制限速度は60km/hで、下り坂でスピードが乗りやすいので注意が必要だ。逆にトンネルの半分ほどのところからは上り坂となる。

 開通区間の西端部は首都高湾岸線の大井出口付近となる。首都高湾岸線の大井出口にとっては、新たに東京港トンネルを通過してきたクルマとの合流が発生するという変化が生まれたことになる。

 実際に開通区間を走行してみたので、下記に写真ならびに動画で紹介する。

お台場中央交差点西側の分岐。6時前には入場規制が敷かれた
ダイバーシティの脇を通ってトンネルへ。途中、工事中の臨海副都心入り口の高架の下をくぐる
潮風公園の脇を抜けると、その先に東京港トンネルの入り口がある
東京港トンネル内部
東京港トンネル出口
国道357号東京港トンネル(西行き)を開通直後に走行してみた

(編集部:多和田新也)