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日本トランスオーシャン航空、「2Ku」装備の新さくらジンベエ就航。受験生に“合格行き”搭乗券を配布

沖縄のカンヒザクラの花びらを封入

2018年2月1日 就航

JTAの新さくらジンベエが就航した

 JTA(日本トランスオーシャン航空)は2月1日、退役予定の特別塗装機「さくらジンベエ」(ボーイング 737-400型機)を置き換える「新さくらジンベエ」(ボーイング 737-800型機、登録記号JA06RK)を就航した。

 初便は7時5分発の那覇~福岡線(NU050便)。受験シーズンでもあり、同機に「桜色」のジンベエザメが描かれていることから、JAL(日本航空)沖縄空港支店が受験生を応援する意味を込めて、出発ゲートではサクララウンジの制服を着たスタッフがアナウンスを行なったほか、受験生とその家族を対象にカンヒザクラの花びらを封じた「合格祈願の特別搭乗券」を配布した。この搭乗券は数量限定で、なくなるまで配布するという。

日の出は7時13分。夜明け前の那覇空港に駐機する新さくらジンベエ
24番ゲートから搭乗。初便は那覇から福岡向けてフライトする
サクララウンジの制服を着用したスタッフと横断幕が出迎えた
数量限定の「合格祈願の特別搭乗券」はスタッフの手作り。1枚1枚にカンヒザクラの花びらが封入してある

 また、駐機場では新さくらジンベエの周囲に沖縄の熱帯魚を描いた車両が集まり、水族館を思わせる演出も。この日(2月1日)の日の出は7時13分。まだ薄暗いなかプッシュバックを始めた新さくらジンベエは、海の仲間たちに見送られて福岡へ飛び立っていった。

日の出が迫り、少しずつ明るくなってきた
新さくらジンベエの機体上部にはWi-Fi改修を受けたことが分かるレドームがある
プッシュバックを始めるころには空の明るさが増してきた
トーイングカーが外れ、滑走路へ向かう
離陸して福岡へ
集まっていた熱帯魚車両
カクレクマノミ
イラブチャー
アカジンミーバイ
ハリセンボン
ナンヨウハギ
ハタタテダイ
ナポレオンフィッシュ
トゲチョウチョウウオ
トビウオ
マンタ
ジンベエザメの車両もいた

 なお、新さくらジンベエは就航にあたってWi-Fi改修を受けており、2つのアンテナで高速な機内インターネット接続を実現する「2Ku」が搭載されているが、その模様は関連記事「JTAの無料機内Wi-Fiは2倍速い! 新さくらジンベエの高速Wi-Fi「2Ku」アンテナ設置作業を見学してきた」でお伝えしている。