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ジンベエジェット3号機「結(ゆい)ジンベエ」年度内に就航。美ら島沖縄を未来へつなぐ

2025年10月20日 発表
今年度中に新たに就航予定の「結(ゆい)ジンベエ」

 日本トランスオーシャン航空と沖縄美ら島財団は、特別塗装機「ジンベエジェット」の3号機として、新たに「結(ゆい)ジンベエ」を今年度中に就航する。機材はボーイング 737-800型機。

 両者は沖縄本島北部の観光振興を目的に、2012年に1号機「ジンベエジェット」、2014年に2号機「さくらジンベエ」を就航させ、沖縄の魅力を伝えるための共同のプロモーションなどを続けてきた。

 2026年には、沖縄本島北部が世界自然遺産登録5周年を迎える。今回の3号機では「沖縄の素晴らしさを未来につなぐ」という想いを表現するために、絆や協力、つながりを意味する沖縄の伝統的な言葉「結(ゆい)」を名称に採用。豊かな自然を背景に人と地域の結びつきをより強めることで、美ら島沖縄を未来へつなげていきたいという思いが込められているという。

 塗装デザインでは、世界自然遺産「やんばると西表の森」と、沖縄の海特有のエメラルドグリーンをイメージする「緑」を基調色とし、自然環境と生物多様性のモチーフ取り入れ、持続可能な未来への想いを込めたという。

デザインの一例。コノハチョウ
ヤンバルクイナ
イリオモテヤマネコ
オキナワイシカワガエル