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日本トランスオーシャン航空、新旧ジンベエ/新旧さくらジンベエの4機がクリスマスイブに那覇空港で揃う
新さくらジンベエはWi-Fi改修を経て2018年2月上旬就航予定
2017年12月25日 14:04
- 2017年12月24日 実施
JTA(日本トランスオーシャン航空)は12月24日、沖縄県内の児童を対象にした「クリスマスイブ航空教室」を実施。これに合わせて、退役間近のジンベエジェットとさくらジンベエ、10月に就航したばかりの新ジンベエジェット(登録記号:JA05RK)、2018年2月就航予定の新さくらジンベエ(登録記号:JA06RK)の4機が、JTAのメンテナンスセンター(沖縄県那覇市)で一堂に会した。4機揃うのはこれが最初で最後とのこと。
「ジンベエジェット」「さくらジンベエ」とは、JTAが沖縄美ら海水族館とのコラボレーションで実現したジンベエザメモチーフの特別塗装機で、初代のジンベエジェットとさくらジンベエはボーイング 737-400型機を使って運航していたが、ともに2017年度中の退役が決まり、新たにボーイング 737-800型機の新ジンベエジェットと新さくらジンベエにバトンタッチする。
児童向け航空教室では、メンテナンスセンター3階のモックアップを使って、実際に救命胴衣を膨らませて海へ飛び込む練習を行なったり、振る舞われたケーキでパーティを開いたりと、子供たちは珍しい体験に興奮しきりのようだった。その後、新さくらジンベエの到着に合わせて1階へ降りて、機体見学や記念撮影などを実施した。
一方、新さくらジンベエはホノルルやマジュロ、グアムなどを経て14時過ぎに那覇へ到着。子供たちとJTA職員が見守るなか、メンテナンスセンター前までやってくると、機体からはサンタクロースの衣装をまとった機長らがプレゼント袋を担いで降機した。
新さくらジンベエはこのあと機内Wi-Fi搭載のための改修に入り、2018年2月上旬から運用が開始される予定。今回掲載した姿はWi-Fiアンテナ非搭載であり、JTAによればこれが見納めの可能性もある、とのこと。
なお、新ジンベエジェットについては関連記事「機内でVRゴーグルの配布も。機内Wi-FiでVRコンテンツが楽しめる『新ジンベエジェット』初便に乗ってみた」「日本トランスオーシャン航空、地元小学生らを招いて特別塗装機『新ジンベエジェット』遊覧飛行を実施」などを参照していただきたい。