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首都高、晴海線 晴海~豊洲を2018年3月開通。湾岸線と都心をつなぐ深川線・台場線に続く第3のルート

2017年12月21日 発表

2018年3月 開通

首都高は晴海線 晴海~豊洲の延長約1.2kmを2018年3月に開通する

 首都高(首都高速道路)は12月21日、晴海線 晴海~豊洲の延長約1.2kmを2018年3月に開通すると発表した。

 湾岸線 東雲JCT(ジャンクション)から豊洲出入口までの約1.5kmが2009年2月に開通しているが、これが晴海地区まで延伸することになる。

晴海線 晴海~豊洲の開通で湾岸線から晴海地区までが結ばれる

 これにより湾岸線から都心へのアクセスにおいて、北側の深川線、南側の台場線の間に第3のルートができ、晴海で降りて晴海通りで銀座方面へと、渋滞など交通状況に合わせたルート選択が可能になる。

 この開通で臨海部での交通集中緩和も期待され、一例として晴海地区~葛西物流地区間の所要時間が9分から6分に、晴海地区~羽田空港間の所要時間が19分から16分に短縮できるとしている。

 また、晴海/勝どき/月島/佃/豊海地区内の緊急輸送道路と、「第一次緊急輸送道路」に指定されている既設の首都高ネットワークが直結し、災害発生時における救命活動や物資輸送に重要な役割を果たすことも期待される。

12月上旬の現場の状況
北側の深川線、南側の台場線の間に第3の湾岸線と都心を結ぶルートができる
晴海地区と葛西物流地区や羽田空港との所要時間が3分短縮される見込み
災害発生時における救命活動や物資輸送に重要な役割を果たすことも期待される