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首都高、埼玉大宮線の与野JCT以北となる与野~上尾南間を事業着手

大宮IC、宮前南IC、宮前IC、上尾南ICを設置

2017年3月31日 発表

首都高速道路と国土交通省 関東地方整備局は、国道17号「新大宮上尾道路」の与野~上尾南の事業着手を発表。首都高 大宮線より以北のアクセス向上を図る

 首都高速道路と国土交通省 関東地方整備局は3月31日、国道17号「新大宮上尾道路」の与野~上尾南の事業着手を発表した。

 新大宮上尾道路は国道17号のさいたま市中央区円阿弥(えんなみ)から上尾市、桶川市、北本市、鴻巣市箕田と、埼玉県中央部を南北に縦断し、与野JCT(ジャンクション)と圏央道(首都圏中央連絡自動車道) 桶川北本JCTを結ぶ延長約25.1kmの自動車専用道路。このうち、さいたま市中央区円阿弥から上尾市堤崎までの延長約8kmが今回の事業区間となり、設計速度80km/h、4車線の高架道路で結ばれる。

 今回の事業区間で開通するIC(インターチェンジ)は、南から大宮IC、宮前南IC、宮前IC、上尾南ICとなっており、いずれも仮称となっている。

大宮IC、宮前南IC、宮前IC、上尾南ICが新設される

 さいたま市、上尾市、桶川市などの埼玉県中央地域は、東西は関越自動車道と東北自動車道、南北は圏央道と外環道(東京外かく環状道路)の間に位置し、首都高 埼玉大宮線から圏央道までにおける高速道路網が未整備であることから、本事業により、東京都心と埼玉県中央地域の交通アクセスの向上、国道17号新大宮バイパスにおける交通事故の削減や渋滞の緩和などを図るとしている。

 完成時期については「早期完成を目指して事業を進めてまいります」としている。