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【爆釣御礼】ホンダ「フリード+」で海上釣り堀に行ってみた
東京から90分の三崎港へ
2017年6月30日 23:30
旅とドライブが大好きなみなさーん! 「釣り」に行ったことはありますか?
日常使いでもオートキャンプでも「ちょうどいい」、小回りが利くミニバン「フリード+」でオートキャンプに行った模様(http://travel.watch.impress.co.jp/docs/topics/1037296.html)を以前にお伝えしましたが、今回は「釣りは初めて!」という楽しい仲閒と一緒に、手ぶらでも楽しめる海上釣り堀に行ってきました。
前回キャンプに行ったとき、網戸のような「スライドドアウインドウメッシュ」、快適に車中泊ができてしまう「ラゲッジクッションマット(クッションタイプ)」といった数々の純正オプション用品を便利に活用しましたが、筆者が特に気に入ったのはドロドロに汚れた靴で乗り込んでも、びちゃびちゃになった荷物を積んでも、あとで丸洗いできる「ラバーマット(縁高タイプ)」と「ラゲッジトレイ(縁高タイプ)」でした。
家族揃って釣り好きな筆者ではありますが、釣行後のクルマ掃除はやっぱり大変です。うっかりカーペットにアミエビたっぷりの練り餌をこぼしてしまったりすると、取り外して、高圧洗浄機で掃除して、天日でキッチリ乾かして……。という苦労を知っているので、その便利さがよーく分かります。
と、言うわけで、「釣りはほぼ初めて」という楽しい仲閒とともに、フリード+で釣りへGO!
いつもなら「千葉の○○にある地磯に行こう!」とか「○○堤防から遠投カゴでやってみようか♪」となるのですが、今回は「せっかくなのでビギナーでも大物が狙えて、女性が行っても安心して楽しめる場所に行きたーい」という割と無茶なリクエストをいただきました(笑)。
そこで選んだのが、関東では珍しい海上釣り堀の「みうら海王」さんです。池やプールを利用した釣り堀とは違い、本物の海の上に作られた大型の施設なので、船で沖合に出たのと同じような醍醐味を手軽に味わうことができます。
じゃあ、「絶対に釣れる」のかと言うと、そこは自然の海と、生きている魚。いくら放流しているとはいえ、天候、仕掛け、エサ、そして何より「釣り師の腕」に大きく左右されることは間違いありません(ちなみに、まったく釣れなかった場合でも、真鯛2匹プレゼントのサービスがあります)。
それでは、ビギナーズラックを期待しつつ、さっそく釣りをスタート!
まずは皆さん釣りに適した服装をしてもらい、釣り道具の説明、「釣った真鯛の口に指を入れると噛みちぎられますよ」など事故防止の諸注意、基本的な釣り方などを軽く説明しつつ釣りをスタート。
エサを付けて、リールを解放して糸を指で押さえて、仕掛けをポーン! と海に投入。あとはしばらく待ちましょう……と言っている最中にヒット!
誰かと思ったら講師役を頼んだはずのNくんでした。空気を読まずに真っ先に自分が釣り上げるとは(笑)。
快晴かつ暑すぎず風も波もない、おまけに大潮という絶好のコンディション。その後、皆さんも次々にヒットを連発。初めての釣り体験で真鯛をゲット、イカダの上は大盛り上がりでした。
ファミリーフィッシングの定番場所、漁港の岸壁や堤防(もちろん、立ち入りが許されている場所のみ)で釣りをしていると、近所のネコが集まってくることがあります。バケツに入れてあるイワシを、サッ!と猫パンチで奪っていくこともしばしば。
この日は海上の施設なのでネコちゃんはいませんが、「ねこちゃんリッド」 ってご存じですか?(ちょっと強引か)。
耳の部分がカードホルダーになっているのでカード類を挟むことができるのと、ドリンクホルダーに入れた小物を外から見えなくすることもできます。
夜釣りで使う夜光塗料パーツを一旦しまって仮眠する時など、光を遮ることができるので安眠効果もあるかも!?
仲閒と釣りに出かけて、同じような場所で同じような仕掛けで釣りをしても、極端な場合には「大漁」と「ぼうず(釣果ゼロ)」という差が出てしまうことがあります。相手は生き物なので仕方がないのですが、今回は初めて揃いの釣り大会で全員が1匹以上釣り上げることができて、本当にラッキーでした。
ここで、仕掛けをちょっと大型のものに、エサも「練り餌」から「生き餌」に。今日は15cmぐらいの活きたアジを用意して「青物」を狙います。
魚は何でも食べるので練り餌、虫、コーン、サナギなどなどさまざまなエサがあるのですが、特にブリやカンパチなどを狙う際には生き餌が効果的です。泳いでいる小さな魚を、そのままパクッと食べる。青物くんたちはグルメなのです。
青物がヒットするとイケス一杯に暴れ回るので、ほかの人の仕掛けと絡んでしまう「おまつり」が発生します。そのため、仕掛けに魚がヒットして、明らかに真鯛などとは比べものにならない大きな力で引っ張られた場合は「青物でーす!」と周囲に声を掛け、周囲の人はいったん仕掛けを海から引き上げるのがマナーです。
といった説明をしつつ、みんなの仕掛けとエサを交換しつつ、さぁ、青物釣れるかな!?
「青だ! 青物でーす!!!」ん、その声は(笑)。
近くで70cm近いカンパチが釣れるのを見て、がぜんファイトが沸いてくる皆さん。活アジを付け替えて、再度投入! フラフラと泳ぐアジを、海の中ではカンパチが追いかけている様子を想像しつつ。
練り餌でタイを釣るのとは違い、大物狙いはさらに確立が低いので反応はなかなかありません。様子を見て、エサを付け替えて、じーっと待っていると……、
「きゃー!!!」
すでに何匹か真鯛を釣り上げている彼女に、青物がヒット! これまでとはまったく違う魚のパワーに、思わず悲鳴が上がりました。「青物でーす!! たぶん!!!」。
見事なカンパチを釣り上げたシーンは、動画でご覧ください。
早朝から昼過ぎまでたっぷりと釣りを楽しみ、みなさん釣果もバッチリで大満足! ビギナーチームの竿頭(さおがしら=一番たくさん釣った人)は、ハナエさんでしたー!
帰りの船では、今日の釣り談義に花が咲き、皆さん朝とは別人のように釣りを語っているのが印象的でした。
釣った魚はクーラーボックスに氷と一緒に入れて持ち帰りますが、クーラーボックスを持参しなくても発泡スチロールと氷を現地で購入することも可能です。魚のヌメリや血がどうしても外側についてしまいますが、ラゲッジトレイがあるから安心です。
アウトドアレジャーのあとは思った以上に疲れが溜まっているものなので、汚れをあまり気にせず荷物が積み込めるのはとっても助かりますね。
帰宅後、荷物を降ろしたら早速ラゲッジトレイを取り出して丸洗い。水をジャージャー、ブラシでゴシゴシ、分かりやすくきれいになります。足下のラバーマットは、クリップを回すだけで取り外しが可能。こちらも水洗いしてスッキリしましょう。海に出かけたあとは、ホイールやクルマの下まわりの水洗いもしっかり行ないたいですね(放っておくと、塩が白く吹き出してきますよ)。
釣った魚は、もちろんすべて美味しくいただきます。お魚屋さんで売っている魚とは違い、釣りたての魚はお刺身でいただくにはちょっと早すぎる(数日寝かせた方が美味しい)ので、姿焼きにするもの以外は頭とワタを落として3枚に降ろし、柵の状態で冷蔵庫に入れると美味しさが長持ちしますよ。
とっても便利な純正アクセサリーを活用しつつ、みなさんもドライブレジャーを楽しんでみてはいかがでしょうか。