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ハワイで唯一のスカイオーシャンビューチャペル、ワタベウェディング「ラニレア チャペル」を体験
専用フォトラウンジやパーティルームも完備
2017年7月25日 00:00
海外や国内に多数のリゾートウェディング向けチャペルを持つワタベウェディングが、ハワイ・オアフ島の「Prince Waikiki(プリンス ワイキキ)」内に「Lani Le'a Chapel(ラニレア チャペル)」を5月1日にオープンした。この新チャペルでプレス向けに行なわれた、お披露目と模擬挙式の様子を中心に紹介する。
プリンス ワイキキは、ワイキキビーチやアラモアナビーチパークに近く、ツインタワーで全室オーシャンフロントのホテル。ラニレア チャペルのオープンに先駆けて2017年4月1日に、全客室563室、ロビー、レストラン、プールエリアなどがリニューアルしている。西武ホールディングスの連結子会社であるプリンスリゾーツハワイインクが運営する、日本人も安心して使えるホテルになっている。
プリンス ワイキキ
天空にあるスカイオーシャンビューチャペル「ラニレア チャペル」
ラニレア チャペルは、プリンス ワイキキのツインタワーの1つ「アラモアナタワー」の最上階となる33階、地上107mにあたる見晴らしのよい位置に設けられている。ハワイで唯一のスカイオーシャンビューチャペルだ。祭壇を頂点にオーシャンビューで設けられた窓はパノラマ状に広くとられ、眼下にヨットハーバーが広がり、遠くにはアラモアナビーチパークやダウンタウンの街並みまで望める。自然光たっぷりでリゾート感抜群の眺望となっていた。
「ラニレア」のネーミングは、ハワイ語で「喜びの空」を意味する、まさに天空のチャペル。お披露目日は残念ながらやや雲が多かったが高い場所から眺める迫力は十分感じられた。晴れていれば、今回撮影した写真よりさらに空と海の青さが強い絶景を期待できる。
白を基調に床は木材が使われるなど、くつろいで過ごせるチャペルは、収容人数28名。ボックスタイプのゆったりとしたソファーが祭壇を挟むように向かい合っていて、アットホームな作り。白い大理石のバージンロードは8mある。祭壇のアルターフラワーや席のピューフラワーの装飾は、クリアな台に配置され、浮遊感を感じさせる。シャンデリアは一部スワロフスキー製のクリスタルが使われている。
専用のラウンジやパーティ会場も完備
チャペルに隣接した同一階には、式が始まるまで歓談できる「ウェルカムラウンジ」と式の終わった後に撮影のできる「ピクチャーラウンジ」が用意されている。どちらもオーシャンビューの大きな窓があり、ゲストと会話を楽しみながらくつろいだり、用意されたさまざまなシーンを選んで写真撮影で記録に残したりできる。
ピクチャーラウンジには、木のオブジェやピクチャーウォール、壁面に描かれたグラフィック、バーカウンターなどのシーンと小物が用意されている。このようなスペースがチャペルに併設されているのは珍しい。ゲストと楽しみながら、アットホームなウェディングを演出できるだろう。
また、5階に用意されたオープンエリア(プール)での撮影も可能。ここにはプールの海側のエッジが風景と溶け込むインフィニティプールがある。ヨットハーバーをバックに解放感抜群のショットを残すことができる。
プールのある階と同じホテルの5階には、「LEA(レア)」と「LINO(リノ)」と名付けられた専用のパーティスペースが2室用意されている。いわゆる披露宴を行なう場所になるが、収容人数はそれぞれ20名と16名と、チャペルに合わせてコンパクトな作り。ケーキや食事はプリンス ワイキキのシェフが腕を振るう。
ウェディングを意識したオーシャンフロントの客室
プリンス ワイキキの客室は、全室オーシャンフロントなことが特徴。リニューアルにより、床から天井まで全自動で開くブラインドが装備され、よりオーシャンフロントを強く感じられるようになった。窓は上部を開けて風を感じることもできる。新郎新婦向けの部屋は、ブーケ用の花瓶やドレスを掛けるハンガーを用意するなど、ウェディングを意識した作りになっている。
また、5階のインフィニティプール横にはクラブラウンジもあり、クラブフロアに宿泊すれば6時~21時まで自由に入室でき、軽食など時間にあわせた料理やドリンクが用意される。2種類のビールと赤と白のワインも飲める。
多彩なオアフ島のウェディングプラン
ここまで紹介したプリンス ワイキキのラニレア チャペル以外にも、ワタベウェディングのハワイ オアフ島のウェディングでは、好みや規模に応じてさまざまなプランを選択できる。リニューアルしたチャペルや新たなバンケットルームを含め、そのいくつかを体験できたので、併せて紹介しておこう。
「ロイヤル ハワイアン ウェディング」
ワイキキにある伝統あるピンクのホテル「ロイヤル ハワイアン ラグジュアリー コレクション リゾート(以下、ロイヤル ハワイアン)」でのウェディングプラン。今回、「スウィートモードスタイル ヘルモア ガーデン」というガーデンウェディングのイメージを見せてもらえた。閑静なホテル中庭で行なう30名収容のセッティング。パームツリーの木漏れ日で涼しげななか、フラワーを中心に円形に囲む。
ほかにも、オーシャンフロントの芝の上で行なう70名対応の「スウィートオーシャンスタイル オーシャン ローン」も用意される。
「ハウテラス・ウエディング・アット・ハレクラニ」
ラグジュアリーホテル「ハレクラニ」内の施設「ハウテラス」で行なうプラン。正面にホワイトローズのフラワーウォール、バージンロードもフラワーペタルと花に埋め尽くされ、側面の窓のほとんどが大きく開き、風を感じ開放感ある空間になっている。横のラナイと呼ぶテラスからはビーチも見渡せ、フラワーシャワーやケーキカットも可能。パーティはそのままハウテラスで行なうことも、ハレクラニ内のオーシャンビューで有名なレストラン「オーキッズ」や「ラ メール」で行なうこともできる。
「コオリナ・チャペル アクア・マリーナ」
ワイキキからクルマで約50分と少し離れた、ヨットハーバーのある高級リゾート地のコオリナ地区にある360度ガラス張りの明るいチャペル。波をかき分け進むヨットをイメージしたデザインになっていて、2月にニューオープンしている。隣接するコオリナビーチやリビングガーデン、リムジンなどで写真撮影ができる。
4つのパーティ会場を持つ「ザ・バンケット ハーバーコート」
ザ・バンケット ハーバーコートは、「ハーバーコート」というコンドミニアムの3階に4月からオープンしたパーティ会場。4つのパーティ会場は、それぞれプライベートな個室となっており、3つのブライズルームも備える。ホノルルで人気のレストラン「MW Restaurant」が監修する、オリジナルコース料理とウェディングケーキが提供される。
ビーチが絵になるレストラン「ミッシェルズ・アット・ザ・コロニー・サーフ」
1962年創業のワイキキのカイマナビーチに面したフレンチレストラン。大きく開いたビーチサイドの窓から、ロマンティックなサンセットを満喫できる。料理の仕上げをテーブルサイドでするパフォーマンスやギターの生演奏もあり、特別な時間を演出してくれる。来店には予約が必要。ワタベウェディングが3月7日に運営権を取得しオープンさせていて、今後特別な日を祝福する記念日サービスを充実させていくとしている。