星野リゾートがこっそり伝える食の裏側

かき氷やモクテルで旬の桃を味わい尽くす!「はらくっち桃フェス」(磐梯山温泉ホテル)

会場もグルメも桃づくしのイベント「はらくっち桃フェス」

「星のや」「リゾナーレ」「界」「OMO(おも)」「BEB(ベブ)」と5つのサブブランドを中心に、国内外に施設を展開している星野リゾート。その知られざる食の魅力を深堀りしていく連載の第3回は、福島県の会津・磐梯エリアにある「星野リゾート 磐梯山温泉ホテル」の夏限定イベント「はらくっち桃フェス」を紹介する。

「フルーツ王国」ともいわれる福島県は、国内の約4分の1の桃を生産する名産地。「はらくっち桃フェス」はそんな自慢の桃を、食べて飲んで、贅沢に味わえるイベントだ。ちなみに「はらくっち」とは、会津弁で「おなかいっぱい」の意味。

「福島では7月上旬から9月下旬まで、10日~2週間ごとに品種を変えながら桃が出回り、さながら“桃のリレー”を楽しめます。品種は、はつひめ・あかつき・まどかなど25種類以上。そんな桃を味わい尽くしてほしいという思いから企画したイベントです」と、磐梯山温泉ホテルのスタッフ 斎藤美幸さんは話す。

 館内の特設会場は桃のオブジェで彩られ、桃グルメを売るスタンドが登場。桃のベレー帽も借りられるので、写真映えもバッチリだ。キュートな会場で食べたい魅惑のメニューを紹介しよう。

グルメ1:1日10食限定「たっぷりもも氷」

「たっぷりもも氷」(2000円)

 夏スイーツの代表格といえば、かき氷。「たっぷりもも氷」は、名前のとおり桃を贅沢に使った一品だ。

 細かく削った氷は、桃や牛乳を合わせているため、やさしい桃の風味が香る。そこへとろっとした食感の濃厚な桃のピューレをかけ、さらにさわやかな桃のカットをトッピング。それぞれの素材が口の中で溶け合う三位一体の美味しさにうっとりすること間違いなし! 1日10食限定だ。

グルメ2:好きな品種で飲む「ももモクテル」

「ももモクテルバー」(1杯750円)

 近年流行りのモクテルとは、ノンアルコールカクテルのこと。模倣を意味する「mock(モック)」と「cocktail(カクテル)」を合わせた造語だ。都内には専門店も増えている。

 イベント会場には「ももモクテルバー」が登場。新鮮なまま瞬間冷凍した桃を使ったモクテルを提供する。桃の品種は、時期に応じて3~5種類を用意。桃は品種によって甘さやジューシーさが大きく変わるので、スタッフに味わいの違いを聞いてお気に入りを見つけたい。ここでしか飲めないフレッシュな味わいは、一度試すとやみつきになるはず。

グルメ3:お土産にしたい「希少で美味しい桃」

「渡辺果樹園」の桃を入荷時に提供

 桃はとても繊細な果物。日持ちも短く、降雨や日照などの気象条件に糖度が左右されやすいため、シーズンをとおしても最高によい状態の桃はわずか数日といわれる。イベントでは、そんなベストタイミングの桃をお持ち帰り用として購入できるチャンスもある。

「渡辺果樹園」。木の間隔をあけてストレスを減らして育てる

 約100年続く福島県須賀川市の「渡辺果樹園」と提携し、選りすぐりの希少で美味しい桃を提供する。入荷日は渡辺果樹園のお墨付きが出たときのみ、というこだわりぶり。土づくりからこだわる同園は、「全国農業コンクール」で農林水産大臣賞の受賞歴をもつ。

 ベストなタイミングの桃は熟れやすいため、農園からの直送にも対応してくれる予定とのこと。1玉1000円から(仕入れ状況で料金は変動。桃の生育状況により提供時期は未定)。

雄大な自然のなかにあるマウンテンリゾート「磐梯山温泉ホテル」

「今年初開催のイベントです。この夏はぜひ磐梯山温泉ホテルにお越しいただき、会津観光とともに、夏の味覚である桃を味わってください!」と斎藤さん。旬の産地でしか出会えない魅惑の味。福島の自然が育んだフレッシュな美味しさを堪能しにいこう。

磐梯山温泉ホテル「はらくっち桃フェス」

実施期間: 2022年7月9日~8月31日
実施時間: 15時~18時
対象: 宿泊者
料金: プログラムにより異なる
※商品の仕入れ状況により、内容が変わる可能性あり。混雑状況により実施場所と提供方法が変更になる場合あり
Webサイト: 星野リゾート 磐梯山温泉ホテル

磐梯山温泉ホテルの会津モダンスイート
磐梯山温泉ホテルで提供される郷土料理(イメージ)
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