週末駅弁

仙台駅「牛たん仙台味噌洋風煮込み」

牛たん仙台味噌洋風煮込み

 今や仙台の名物として有名な牛たん。仙台は牛たんの生産地として名高いわけではありませんが、市内には数々の牛たんの店があり、駅弁においてもいろいろな牛たんのお弁当だけを扱ったお店があるほど定着しています。

 それだけ種類が多く、選ぶのも迷ってしまいますが、今回紹介するのは「牛たん仙台味噌洋風煮込み」です。仙台駅で販売している牛たん駅弁の大半は香ばしさが魅力の牛たん焼きですが、今回は煮込んだ牛たんを選んでみました。

牛たん仙台味噌洋風煮込みのご飯はターメリックライス

 一見タンシチューに見える洋風煮込みは、仙台味噌でじっくり煮込んだものですが和風の味噌煮込みともちょっと違って、唐辛子の辛味と柚子の香りが効いた味はまさに洋風煮込みです。その味わい深さに、しっかりとした陶器の器で食べたい気分になってしまいます。

牛たんも具材もゴロゴロと大きく食べ応えたっぷり
ゴロゴロと厚切りの牛たん

「牛たん仙台味噌洋風煮込み」は、容器から出た紐を引くと温かくなる加熱式容器を採用しています。個人的に駅弁は冷めても美味しいが基本だと思っているのですが、さすがに煮込み料理は温かくいただいた方がうれしいのでとてもありがたい仕様です。加熱時間の10分はお腹が空いているときには少々長く感じますが、待つ価値十分の美味しさでした。

この紐を引くとお弁当が温かくなる加熱式容器
加熱には10分程度かかります。実際に待ってみるとちょっと長い

 甘さを抑えた大きな人参、玉ねぎ、ナスはいずれも柚子の風味を強めに主張しています。そしてコクのある仙台味噌で煮込んだゴロゴロと分厚い牛たんは6切れ。かなり食べ応えがあり、非常に満足感が高いです。この唐辛子のピリリと効いた仙台味噌煮込みと、サフランライスとその上に乗ったレーズン、フライドオニオンとの組み合わせは新鮮で、とても美味しくいただけます。

ご飯はレーズンとフライドオニオンの乗ったターメリックライス

 加熱式容器を採用したお弁当の常で、パッケージの見た目ほど量は多くありません。それでもゴロゴロとした牛たんのボリュームとマッシュルームや人参など大きな具材が多いので、とても食べ応えがありました。肉肉しさ、コクがありながら爽やかさもある味付けも相まって、食べ応えは十分。駅弁としてはちょっぴり高い2000円も納得です。

加熱式容器は底が浅いので煮込み料理やご飯の量はこのくらい
スプーンと箸、両方ついています

 ちなみに仙台駅は仙台空港アクセス線で空港と直結していますが、この加熱式容器は飛行機に持ち込めませんので飛行機利用の人はご注意ください。

「牛たん仙台味噌洋風煮込み」

価格: 2000円
販売駅: JR仙台駅
購入場所: 駅弁屋 祭 仙台駅店
購入日: 2026年5月14日